▲放課後、先生は少年に声をかけた。「先生は夕方まで、教室で仕事をするから、あなたも勉強していかない?わからないところは教えてあげるから」。少年は初めて笑顔を見せた。
▲それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。授業で少年が初めて手をあげた時、先生に大きな喜びがわき起こった。少年は自信を持ち始めていた。
▲六年生で先生は少年の担任ではなくなった。卒業の時、先生に少年から一枚のカードが届いた。「先生は僕のお母さんのようです。そして、今まで出会った中で一番素晴らしい先生でした」。
▲それから六年。またカードが届いた。「明日は高校の卒業式です。僕は5年生で先生に担当してもらって、とても幸せでした。おかげで奨学金ももらって医学部に進学する事ができます」。
▲十年を経て、またカードがきた。そこには先生と出会えた事への感謝と、父親に叩かれた体験があるから感謝と痛みが分かる医者になれると記され、こう締めくくられていた。「僕はよく五年生の時の先生を思い出します。あのままだめになってしまう僕を救ってくださった先生を、神様のように感じます。大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、五年生のときに担任して下さった先生です」。
▲そして一年。届いたカードは結婚式の招待状だった。「母親の席に座ってください」と一行、書き添えられていた。先生は嬉しくて涙が止まらなかった。
▲今「教育」をめぐる議論が、大阪の大きな関心事の一つ。豊かな人格を育てるのが教育の目標、何かに縛られてはいけません。支える教員の役割も重要です
【今週の一句】
酒呑み川柳…
抜歯後の
痛さこらえて
笑いとる
(昨日の状態でした)
【今日はこんな一日】
http://www.birthdayflower366.com/11/25.html
【グルメ情報】
温かいのにしてみました
http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270204/27042400/
【追伸】
今日は、朝バタバタしていたので、通信を更新するのが遅くなりました
はねぎうどん。ヘルシーに注文しました。玉造周辺では、イチオシかな
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