さて、昨日は忙しい一日でした。朝センターで実務した後、次年度の調整に向けてのお願い、終わってからすぐに移動して、メンタルヘルス研修会に参加、夜は市内ブロックの代表者会議で最新の施策動向についての話、食事は移動中の車中でパンを食べました(おかげで体重が減った(^^ゞ)
メンタルヘルス研修会、基本講義を立命館大の山本耕平先生、武庫川女子大学の大岡由佳先生にしていただいた後、ロールプレー、グループワークと続き、最後に山本先生からのまとめという流れでした。
メンタルヘルスの実態は、職場において大きな課題となっています。福祉職場においても同様であることは、大阪障害者センターメンタルヘルス研究会で取り組んだ2010年2月の調査で明らかになりました。特徴としては、メンタル不調者も含めて7割の人が職場に誇りをもっていることも。個人的な問題でなく、みんなの問題として職場全体で取り組むことが必要です。今回の研修は、現場で中心的な役割を担っている中堅職員で、グループワークでは、不調を訴える人への対応や悩み等、自らのストレスへの対処含めて熱心に話し合いが行われました。
山本先生が、最後のまとめで、尾崎新氏の言葉を紹介ました。「揺らぎとは、実践の中で実践者が当事者や家族との関係で経験する動揺や葛藤、不安、あるいは迷い、わからなさ、不全感、挫折感などの総称です。「ゆらぎ」に直面することは、その専門性や技術を高めることができる」。このゆらぎを集団(職場)で支え合う、なかまと共に育ちあうことが重要であるという指摘は、心にとても残りました。
制度改革の議論が行われていますが、障害者の権利を保障し、職員が安心して働ける環境が保障されるものとなることが、本当に必要です。
民主党議員が 「ねじれ国会となっている状況もあり、自立支援法を廃止して新たな法律を作らなくても、自立支援法を改正して対応すればよいとの意見もある。新しい総合福祉制度を自立支援法の改正で対応するのか、新たな法律を作って対応するのかという点について、障害当事者団体は了解できるか」という発言をしたとの話が飛び込んできました。
ひどいですね。これかも頑張らねばと思います。
追伸…
メンタルヘルス研修会会場の前の「ぜー六」というお店、もなかアイスで有名です。研修会に参加していた職員さんに教えてもらいました。よかったです。
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