「手から手へ」(詩:池井眞昌樹。写真:植田正治。企画構成:山本純司。集英社)
友人のKさんから紹介してもらった詩集。帯に、<どんなにやさしいちちははも、おまえたちとは一緒に行けない。どこかへやがてはかえるのだから。詩と写真でつづる、あなたにとっていちばん大切なもの―家族のものがたり>と紹介されていました。
とても短いものなのですぐに読めてしまうのですが、言葉も写真も心の中に深く入り込んできた感じです。「一緒にはいけない」ことは頭ではわかることだけど、障害者福祉に関する仕事柄、また親の介護に直面している現在の状況から、そのことを理解し行動することは人にとってとても難しいと感じています。一人の人間として生きていくことは大変なことであり、そのことを弱さを認めつないでいくことが大事だなと思いました。
家族とは、やさしさとは、人のぬくもりとは、そのことを考え感じることのできる本です。贈り物に、最適だなとも思います。
お勧めの一冊です。
http://booklog.jp/users/na1129jr/archives/1/4087714748
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