事務局長通信

宮城県震災支援報告(2011年8月23日)

大阪から現在、山本支部長が震災現地支援で宮城県に入っています。
現地報告が届きましたので紹介します。

 現在、個別ニーズの多くが、避難所での生活支援から仮設住宅関連の支援へ移行しています。また、各地域で高齢者・障害者対応の仮設福祉住宅も建設されています。支援センターのスタッフも各地の仮設住宅を訪問しニーズ把握を進めています。
 「被災した家から家具を運んでほしい」「避難所からの引越しを手伝ってほしい」「生活に必要な福祉機器を用意してほしい」等々 また、一方で問題も見えてきました。
 「病院・買い物に行けない」の問題では数名の方の通院同行も支援しています。「住宅の構造問題」では深刻な課題があります。バリアフリー住宅といっても段差がないのは家の中だけ、家の周りは砂利敷き・段差も多く見られます。特に入浴に関しては福祉住宅でも狭いお風呂・構造上手すりが付けられない・湯船と洗い場の段差も大きい等、先日お風呂に手すりが付かないと落胆されていたお母さんがおられました。
 いくら、仮設住宅といっても、福祉住宅・バリアフリー住宅として建てられた仮設ぐらいは高齢者・障害者に配慮した住環境が必要です。
 支援スタッフの役割として、単に支援だけでなく、様々な問題・課題を洗い出し関係機関・行政に改善を求めていくことも重要な役割だと思います

kx.doc.doc

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