遠藤周作昭和41年の作品、このたび映画化され1月21日より公開されています。先日映画を久しぶりに観に行った時に知って、興味を持ったので購入しました。
話は島原の乱が鎮圧されて間もない頃、キリシタン禁制の日本に潜入した司祭ロドリコ。日本に上陸した時は、信者との連絡はとれたものの捕まり拷問を加えられ、最後に背教(「転ぶ」と表現されている)させれてしまいます。
そうなるであろう必然性を感じさせながら、主人公の心の内側に入り込んでいく展開は、読むものをぐっと引き込む力を持っていると思います。根源的なテーマを突きつけた中身は、他のことにもつながると感じました。
映画の中で、どんな風に表現されているか、楽しみですね。
ぜひみなさんも読んでみてください。
http://booklog.jp/users/na1129jr/archives/1/4101123152
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