上海より客人来る

　昨日上海の友人（中国人）がやってきた。
わしが毎度上海に行くと、世話をしてくれる人で、かなり日本に対して友好的な人柄の中国人や。

　焼肉を食いながら日中友好について語る！
もちろん日本語は堪能で、わしの大阪弁でも理解してくれる。
彼らの日常の食生活に「うまい牛肉」はないので、来ると「焼肉」「しゃぶしゃぶ」が食いたい～という。

　話題の中心は「小泉首相」。
彼ら上海（中国）の経済人の直近の興味の一つには、日本の総選挙が大きな話題だったらしい。

　難しいお国事情はともかく、彼の大きな疑問は「なぜ小泉は靖国神社にお参りする？」ちゅうことが、どうしても理解できないし、してはいけない！と言う。
すべての友好はそこからはじまる！と感じている中国人も多いとか…

　我々の国の人々は戦争によって数知れないくらい殺戮されたことは日本人も知っているはずや。
その殺戮を行った指導者や本人、はたまた戦犯となり処刑された人達を何故『神』と言う？

　ってなこと。
やられた方とやった方、加害者と被害者と言うか……
日本がいくらたくさんのお金や物資で我々の国を応援してくれていても、それとこれとは別だよ！っちゅうのが、一般的な中国人の考えらしい。

　でも企業人や商売人、しいて言えば「利害関係」にある人々は賢いから対日本に対しては口を出さないそうな。
暴動や暴言、デモや投石をするのは田舎の世間知らずな人々で、それは中国の教育の問題だ！とも言うてた。

　わしも「そない言うけど、おまえとこの国には相当の補償と償いはしてるやんけ。まだ足らんのか？どこまで日本から吸い取るつもりや、おまえらは？」ってぶつけたら、だから○○さん！そうではなくて、単純に悪魔を神にしないで欲しいと訴えているだけや！…らしい。。

　なにはともあれ、国対国の日中友好は当分の間『無理』みたいやね。
ちっちゃいとこやけど、我々レベルで日中友好しながらちょっとづつ稼ぐよ！
来月からわしの大好物『上海蟹』がうまいシーズンや、おもっきし食いまくりしに行ってきまっさ～！