続々・淡路島

　暑い、真夏に閉めきってある小部屋は、想像を絶する暑さである。
あわびもさざえも、あじもかつおも、全部屋温度６０℃。
とりあえず、お着替えだけやが…クーラーをお借りすることにしよう～で、一時間／１００円。

　この料金タイプのクーラーは、さすがと言うほかない
１００円入れた「カシャッ」…小さい赤いランプが灯る。
さざえのスイッチＯＮ
・・・・・・・・・・・・・一向に全く、うんともすんとも言いませんが

　ユキがあわびから走ってきて、おじき～～～アズズギジャと、禿た頭に、球状の汗をかきかき「クーラー禿たか！？」…ちゃうがな、クーラースイッチ入ったか
と、駆けつけてくれた。

　実は、奴の部屋も同じ状態で、生後二ヶ月ちょいの『心結』が暑すぎるから、いち早くクーラーを稼動させた実績がある。
１００円は入れた、一時間ＢＯＸの小さい電灯も灯った。
あとは、本体のクーラーが動くだけ！！！・・・・・・・・やねんけど

　いくらリモコンのスイッチを押しても、どついても、放り投げても、うんともすんとも動きません。
さざえの間ご一行様、汗ダクダクダクですから
ユキは、さすがにあわびの間の経験者。
『リモコンの電池切れ』にいち早く気付いていた。

　我々の部屋は階段で３階。
１階のおばちゃんとこへ、持って走る。
おばちゃん、最後の電池を入れ替えてくれた
これで、我さざえにも…無事クーラーが入った

　しかし、まだあじとかつおの連中は、体じゅうに汗を噴出し奮闘してる。奴等は、まだリモコンの電池切れに気付いていないのだ。
とりあえず、放っておこう。
そんなこんなで、やっと着替えたときには…畳の上に「皆さんの汗」だらけの、ビジネス＆民宿『〇芳』であった。

　一応、淡路の友達が、ここしか空いてへん・・・けど・・・
と、心からお奨めでなかったけど・・・
無理やりお願いした手前、むちゃも言えず、ジッと我慢の「てんご様ご一行」でした。