ＪＲ脱線事故 （2）

　最後に発見された運転士。
２３歳の若年でこの世を去った運転士に黙祷。

　色々取りだたされてるが、確かに今回の事故の『責任』の重さは計り知れない。
わしも二十歳前後の子どもを持つ親として複雑である。

　今まで相当数の報道と記事があり、食い入るように読み・聞きながら涙したのはわしだけやないやろ。
朝いつもどおり「いってきまーす！」の声で送り出した息子や娘が、オヤジやお袋が・・・・・

　各々の家族には楽しみがあり、喜びがあり、また悲しみもあるもんや。
しかし、今回の事故が仮に「人的要因・責任」のある事故なら許し難い。

　ＪＲ本体の体質＝日本の国の体質がまだまだ残り、民間企業のような厳しさじゃなく、お役人独特の「私の責任にされたら困る、私の将来に傷がつくのは困る。お上の世界やから問題だけは起こすな。」と言う、あの世界はお上ばかりに目線が行くんや。

　会社や社員はもちろん、世間や他人なんて眼中にないよな。
役人共通の合言葉「かわいいのは己だけ」の世界で生きてる連中が多すぎる結果の一つに思えて仕方ない。

　置石があって、粉砕痕があるから誰かの仕業かもしれん？
聞いた瞬間から「また他人のせいにしてる・・・ちょっとでも己の責任転換したいがために・・・」と、世間の一般人は感じてたわいな。

　人のせいにする前に、徹底的に己の責任追及してから言うならまだかわいいわい。
わしが愚痴ってもしかたないが、被害者の方々の心境は深すぎてわしには想像もつかないが、せめてＪＲと国の双方できっちり責任取ってあげて欲しい。

　ＪＲの職員さんよ、自分の家族と置き換えて考えてみなよ。
一瞬で役人の腐った根性から、普通の『親』・普通の『人』としての考えが浮かんで来ると思うよ。

　我々にはどうすることも出来ない事故ってよくあるが、最後にはせめて被害者の方々には理解してもらえる解決法で望んで欲しいと願うばかりである。

　今回の事故で亡くなられた１０６名の方々のご冥福をお祈りします。　　　合掌