１２５

　昨日、おかんが事務所に歩いて来てくれた！
たぶんおかんの足なら、２０～３０分はかかるかもしれん。
わしらで１０分くらいの距離なんやが、おかんが頑張ってコロコロ押しながら来てくれた

　たいした用事はないんやが、ちょっと書類があったから届けてくれはったのだ。
常人ならなんてことのない事でも、ちょっと体の不自由を持った人達には「とんでもなく」大変なことが多い。
それも身近な両親や家族が「不自由」になってから、本気で気付いた…すまん。

　いままでも数知れんくらい、あっちゃこっちゃの施設には行かせてもらってきたが…なんとも、上辺だけの「大丈夫ですか」「お手伝いしましょう～か」ってな無責任な言葉を言うてきたか、己が恥ずかしい
これからは、もっともっと心を入れ替えて、行動しようっと。

　昨日は元気に「こ～～んにちわ～～～」と来てくれた、おかんに元気をもらった。そのまま目医者に行くというから、わし送るわ！
かめへんかめへん、運動がてらにボチボチ歩くわ！
ちゅうけど、わしには「裏」があった。

　わしも緑内障の目薬をもらいに行かないとあかんかったんや。
おかんを送ってって、駐車場で待つ間に、おかんは自分の目薬とわしの目薬をもらってくれる。
何より、目薬代もおかんが払ってくれる助かったのは、こっちの方や。

　一応～「おかん払っとくわ！」というと～おかんは機嫌よく「かめへん、かめへん。おごっといたるわ」とまんまとわしの作戦に乗ってくれた
しやから、今日の１２５である。
おかん、おおきに