九十九

　旨い「てんぷら屋」発見。
ちょいと前なら覚えちゃいるが、三日前だとちとわからねぇなぁ…
尻尾の旨い海老だって、どこの海にも居るからなぁ
稚鮎を頭から丸ごと食いてぇ～って、順番を待ちな

　使えない関東弁で書こうとすると、先のかわちゃんのコメントやないが…黒人やのに白人になりたかった奴みたいになる。
「変」や。
しやから、元の口調で書く。

　東京ちゅうとこの食い物は、全部「不味い」と信じていた。
間違いなく大阪の方が旨いし、安い！と信じていた僕が居た。
京橋ちゅうとこ、この地名「どこにでもある」からおもろい。
ちなみに、我が家の一つむこうの駅も「京橋」ちゅうんや。

　てんぷら「天○○」、小さいカウンター。６～７人で、満員状態やな。
カウンターの上には「今日の食材」みたく、魚と野菜を、いかにも「でやっ」の如く積んである。
こんな店のおっさんは、だいたいがヘンコ
だいたいが、職人気質で、想像できそうなタイプ。

　嬉しい～～～～～～～
ここのオヤジも、想像を裏切ることなく「ヘンコ」の「職人気質」
わしゃ～酒は飲めないから、食うことが大好き・・・にもかかわらず、わしの食いたい食材を言うと・・・無視しやがる

　もちろんはじめての店やし、先輩の顔で行ってる店やから、文句言うわけにいかん。
大阪なら「おっさん、これ揚げてくれ！これ揚げろ～～～」ちゅうとこやが、そこは紳士的に「オヤジ！これ揚げてよ！」ってな江戸弁で、いっちゃたりして

　詳しく書きたいんやが、店の宣伝になったらあかんから、今日の九十九はこのへんで終わりにしとくわ。
そこのおっさん、あんまし客来たら嫌みたいやったし
邪魔くさそぅ～～に、わしの特別注文の品…揚げてくれたオヤジに、今日の九十九