一ヶ月ルール

　天皇陛下の政治利用が、えらい問題になってるな。
ほんまやったら、天皇陛下と会うには「一ヶ月前」には連絡入れておいて、色んな行事の調整を施した上で、会えるか会えないか…ってなルールがあるらしい。
もちろんわしら平民には関係プゥ～の話やから、あんまし知られてへんねんやろな。

　しかし、今回中国の二番手のが来る。
その二番手に会わせるのに、基本的なルールを鳩山は破ったと、野党は怒ってる。
いままで僕たちは、ひたすら守ってきたルールを…いとも簡単に破っちゃって…ありえへんってなとこか。

　戦後、正確には敗戦後「天皇陛下」の、日本国に対するポジションは大きく変わった。
というても、わしも戦後数十年の生まれや。
戦前の元気な天皇さんのことも知らなければ、血気盛んな若かりし頃の天皇さんも知らない。
ただ我々の世代は「象徴」とだけ教わった、小学校の時に・・・

　天皇陛下の写真を見たら目線を下げて、真っ向から写真すらみてはいけない時代でもなきゃ～
ガキの頃、爺ちゃん婆ちゃんの家には必ず「天皇陛下ご夫妻」の写真が飾ってあった。わしらの世代は、その写真に低頭することも、崇拝することもなかったけど・・・
親父やおふくろが、ガキの頃には、もしかしたら「あった」かもしれん。

　そんな世代の方々と、我々の世代、まして今の若い連中の世代では『雲泥』の差であろう～～～天皇さんに関する考え方は。
もしかしたら、ん？何する人？ってなことになってるかもしれんで。
わし自身「ほんま、何する人？」と感じてるとこあるもんな…恥ずかしいけど

　戦後、政治利用してはいけない！！！という絶対的な約束事がある。
なのに、中国ごときのゴリ押しに負けて、鳩山は「なんとかした」から問題発生よ。
それほど大切なのか、報道にあるように「小沢」にゴリ押しされてしまったのか？定かでないが、どっちにしろルールを破ったと、世間は騒いでるし、宮内庁も怒ってますってよ。

　正直、わし自身「どちゃでもええがな」程度にしか感じひんけどな。
会ってやってもええよ～ちゅうことは、無理やりでも空けれるちゅうことは、空いてたんやろし。
絶対無理なら、無理なんやろし。
一ヶ月ルールがいつ、誰が、なんで決まったのかすら知らんねんけど…ちょっと世間騒いでるから、書いてみただけ
ただ、相手が中国の二番手！やから、怒ってるんとちゃうの？