天神祭り

　今日の大阪は天神祭りや
何十万人の連中が連れ持って来る。
クライマックスには、そりゃ～華やかな花火が大空に大輪の花を咲かせる。
見学に来る連中はほとんどが「出店」や「花火」が目的。

　そりゃ、そんでええんや。
祭りの楽しみは、なんちゅうても「買い食い」や花火、鳴り物や踊りやもんな
主催する方の「宮」では大切な神事。
年に一度の盛大な神事なんや。

　天神さん＝菅原道真。
２４日の早朝、大川に鉾流しから祭りがはじまる。
そりゃ、粛々とした中で、あの賑やかな祭りのはじまりや
境内で一番太鼓から鳴り物の開始、だんじり囃子もこの時分からスタートや。

　御霊が入った大川に架かってる「天満橋」と「源八橋」の中ほどに『御印』がある。御霊に失礼のないよう、目隠しのようなことを施してある。
大川には相当数の船が往来する。
一応、順番や上下も決まってるんや。
　
　いわゆる「船渡御」と言われる賑やかしや。
邪魔臭いようなしきたりと、訳のわからんルールがあるようや。
わしも数年携わってたが、祭りは大好きやったが、祭りを運営してる連中が大嫌いでやめた。

　勘違いせんでくれ、天神祭り全体は素晴らしい祭りやで。
祭りちゅうのは、『講社』ちゅう仲間・グループが集まり、成り立っている。
天神祭りでは、いまは・・・３０くらいの講社があるんやないやろか？

　歴史と文化を継承し、伝統を重んじて「白いものでも黒は黒！」ってなことをも言いながらやってる。
これはこれで、立派なことやし、ええことや
いま一層の発展と、正確無比な伝統文化の継承を祈る。

　ただ一つ、船渡御での宮側のお客さんを乗せる船で『トイレ』だけはなんとかするべきやろ。
御霊の入られてる大川に『糞尿』垂れ流し。
それも船検の時には「ダミーの簡易トイレ」で検査受けして、当日には垂れ流し用に取り替え

　環境や安全が叫ばれてる昨今やから言うんやないが、あの行為はわしがやってる時から「このおっさんら汚いなぁ～己等だけよかったらええんや！」って感じてたことや。一番賑やかそうな船やから、見たらすぐわかるよ。

　所詮、そんなもんなんや。
「天神祭り～～」って大きな顔してやっとるが、中身は所詮そんな連中がやっとるんや。あんな奴等に祭りの『気』も『心』もあったもんやないがな。
御霊の船と往来するときには「粛々」と低頭してるんは、建前だけよ。

　実際は「糞尿」ぶっかけながら船動かしてる。
気の毒なんは「天神さん」やな。
頭から汚物かけられても、奉られても「天神さん」や。
天満宮さん、何考えてはんねんやろ？