野鳥の楽園

　大阪は堺ちゅとこの埋立地で「野鳥」がぎょうさん繁殖したり、絶滅危惧種の鳥も元気に育ってるらしい
これって、プチ嬉しない？
大阪ちゅうとこも、元々土地が狭いから～ドンドンバリバリ「埋立地」を作った。

　埋立地に要する「埋める物」ちゅうと、計り知れない量の埋蔵物が必要となる。
想像やが、そりゃ～相当数のゴミ・ガラはもちろん…建設を筆頭に工業・鉱業・鋼業等々、コウギョウの三連発。
しかし、なんと言うても、最大量の埋蔵物は『山』を削った、土砂・岩石等々やろ。

　○○トンネルの残土処分地は・・・・関空の下に埋めろ！とか、○○ダムの残土は・・・・○○洲・○○工業地帯に埋めろ！とか、○○ゴルフ開発の残土は、○○港へ持って行け！とかや。
一石二鳥と役所は考えてるんやろが、全く無駄な自然破壊の結果となってるところのほうが多い。

　汚い、嫌な話やが、残土には全て「利権」がついていて、莫大な資金が動いてるのも忘れたらあかん。どこへ行ったか？自分で考えろ。

　大阪には鶴見緑地とか大正のなんじゃら公園、なんじゃら山、ってな元々『ゴミの山』から出来てる施設が多くある。
これも人口増加に伴う「負の遺産」の一つなんやろが、今では全くわからんように『緑』の公園になってるところもある。

　そんな「緑地」も含めて、結構『自然』らしくなってきてるのも事実やで。
我社の近くにも大きな緑地があるが、たまにサッカーで行くと、ホッとするくらいの、ええ公園になってる。
虫がぎょうさんおる、ちゅうことは「小鳥」もぎょうさんおるんやろ。
小動物もぎょうさん見る、ちゅうことは蛙も蛇もトカゲも居る！ちゅうことや

　今回記事になった「堺の埋立地」には、絶滅危惧種の鳥まで繁殖してるとのことこんな嬉しいことはない。
全く人間だけの勝手で、一部の連中の金儲けのために「削られた山」「伐採された森林」「形まで変えられた地形」で作られた『埋立地』に、ちょっとだけ自然が戻ってきた

　わしらの力では、どうしょうもないことやが・・・・・・
次世代に次ぐまでに、我々の世代の連中が頑張って「残さなければならない」ものは多い。
世の中の不満も、矛盾も、悪い慣例・通例もあるが、一つ一つ「変えて」行こうや