誰でも友達

　大阪人の特徴、第二弾
特におばはん、わしも含めておっさんも、大有り特徴。
『見知らぬ人でも、誰でも話掛ける。話する』

　電車やバスでは、必ず「あぁ～かいらしい子やなぁ～年なんぼや～」って口もきかれへんような、赤子に話し掛けるおばはん。
しかたなしに、若い母親が、恐々「○○ちゃん、まだ○ヶ月なんでちゅねぇ～」と、そのおばはんに答えてんのか、赤ちゃんに言うてんのかわかれへんような返事をする。
　おばはんは、普通に「そうやと思たわ、まだしゃべられへんねんなぁ～わかいそうに」と笑うが、全くかわいそうとちゃうからな…普通やし。。
　
　こないだなんか、町歩いてたら
前方から見知らぬおばはん、すれ違いざまに「これ食べはる？」と、いきなし饅頭くれたからな。まぁ～一回食べてみて、ほんまにおいしいねんで！
私、毎日食べてんねん！って、自慢すんねんけど…

　そうかと思たら、まんだいで弁当探してるとき…
全く素人っぽく見えたらしく「兄ちゃん、カゴ入り口に置いてるから持ってきたらええのに。手で持ってたら、落ちるで」って注意されたありがたいやら、えっ！それって、わしに言うてんの？って感じでした

　おばはん同士が会話してるのが、たまたま聞こえた。
「ちょっと、あんた～」やったら理解できるねんけど、おばはんがおばはんに「おばちゃん」って呼んでたけど、あれも大阪の普通やな。
誰でもおっちゃん、おばちゃん、兄ちゃん、姉ちゃんが「普通」やもんな。

　喫茶店でも「ちょっと姉ちゃん！水おくれ、水！」
レストランでも「おぃ！姉ちゃん、品物書いた奴くれ、書いた紙！」って、英語でメニュ～ちゅうねん。
パン屋やったら、若くても絶対「おばちゃ～ん、これ頂戴！」となる。

　町を歩いてても、乗り物に乗ってても、スーパーや百貨店で買い物してても、誰かに声掛けられる大阪
他府県から、大阪に観光に来ても、嫌がらないでね
大阪の人間は「人懐っこい」んです、誰も嫌がらせしてるわけではないので…その辺、よろしく