建災防協 安全大会

　安全大会のシーズンがやってきた。
わしらの業界は、毎年「産業界でＮＯ.1」の労働災害を出す業界。
そりゃ～しゃあないで、危険を承知で、もの創りをしてるんや！ちゅうのは、一昔前までの常識。

　特に土木工事、トンネルや橋脚、ダムや湾岸等々、建築工事とは格段に危険度の高い工事も多い。
建築工事の場合、危険・災害の相手は「自分」を筆頭に、仲間たちが作り上げる「建築物」に潜んでるだけ。
おもっきし注意し、ルールを守っていれば、それなりの成果は出る。
が、それすら怠って事故を起こす馬鹿共も多いのが現状やが・・・・

　土木工事はそれだけやない、もっとも恐ろしい『自然』ちゅうのが居る。
海にも山にも川にも、自然の神様ちゅうのが居てはる。
ほとんどが、公共工事。
よって中々公には出せないが、そりゃ～土木現場では悲惨な事故や、労働災害があったに違いない。

　建築現場では「突貫工事」と言う、異常に短い工期内で納めなければならない工事現場での「事故」が多い。
最近では、堺の液晶ＴＶのどでかい工場の建設工事現場で…公にしたのかどうかは知らんが、数人亡くなってる。
清い水と書いて、人の血と読むのか、えげつないゼネコンが多い。

　６月１５日は、建災防協大阪府支部の「大会」。
この一年で安全衛生に対し、功労・功績を残した人や会社。そして優良な会社や、現場が複数社表彰を受ける。

　え～～～この度、今年度「優良賞　会社」を受賞させて頂きました…仁ちゃんでございます。
大勢の諸先輩方を押しのけ、押し潰されながら、壇上に上り「ひょう～しょう～じょう～」を受け取る大役を仰せ仕りました、仁ちゃんでございます。

　ちっちゃいことから、こつこつと！！！
うちの若い衆達が、現場作業のみならず、安全と衛生にも細心の注意をはらい、日夜こつこつと頑張った結果がそうなっただけやねんけど
ただ、たまたま代表として、わしが頂くことになるが、これはうちの若い衆の努力の賜物と『感謝』する。
ちょっと落ち着いたら、ビールでもおごってやろう