ナベちゃん近況報告

隠居寸前の不動産屋ナベちゃん お仕事したり遊んだり

こんなことも

2008-07-10 20:26:32 | ブログ

Kakikoori ←なつかしのカキ氷

手動でした 氷の中に汗が入ったりして・・・  もう見かけませんね。

梅雨が明けたとたん 灼熱地獄。今日は朝からはまって 作業着(Тシャツ)で 外でお仕事。現場調査(ほとんど藪) 看板建て 測量 汗だくだく 多分体温42度? その後 打合せで ある事務所に訪問  冷房ギンギン!  鉄のごとく熱せられ 急に冷却 まるで鋼 精錬所 ついに鋼鉄の体になりました。 いやいや風邪ひいただけです。

そうそう そこで こんな話を聞きました。 私の良く知っている不動産屋なんですが ある住宅メーカーに依頼され(工事会社) 中古住宅の売却を依頼されたそうです。かなりお金に困って売却となったそうですが、買い手もつき 契約しましたが、広い土地の一部分を売却の目的としてたので 分筆にかかったそうですが 隣地が印鑑をくれず 分筆できなかったそうです。 境界は塀ではっきりしており 見た目は何のこともないのですが、塀で境界を決めると隣地は面積が 三分の一になるそうで 土地を取られたと思ってます。原因は不明なのですが 自分の土地を分筆できないのは なんか腑に落ちないですね。

問題は 買主が目的を達成できないので 契約違反となり 売主は手付け倍返し さらに 仲介業者は 売主から仲介料全額 測量代まで 取ったそうです。売主は踏んだり蹴ったりですね。 そういう業者には見えないのですが・・・ 私もちょっとびっくりしました。

法的には 問題ないとは思いますが、 業者は 売主より依頼されてます 売主の保護も考えるべきではなかったのか? また 厳密に言えば 分筆して売るのなら 分筆を停止条件にする必要があったのでは? この瑕疵を業者が見逃していた責任もあると思いますよ。自分は分筆のプロではないからと 逃げますが お客さんは業者より素人 赤ちゃんみたいなものですよ ちゃんと保護して あげなければ。

困って売る人が 何百万円も 支払ったそうです。 今この問題の相談がありましたが 私が出来るのは 今後 どのように 売ったら 前の分の被害を出来るだけ小さく出来るかです。分筆ができない以上 それを承知の買主を探すことになります。瑕疵のある物件を 売るわけですから大変です。立会い(押印)は裁判の方法もありますが 時間がありません。

こんな問題も 実際、目の前でおきてます。もっと勉強して 良い知恵を提供したいものです。

不動産を扱うときは 良い業者を選びましょう。 たくさんいますよ。