キングダム16巻。
馬陽の趙軍との戦で王騎将軍が戦死する話が
収録された巻。
この巻でキングダムは確固たる地位を
築いたと思う。桁違いの画力、迫力、構成力。
ほとんどの読者はキングダムで春秋戦国時代を
詳しく知るんじゃないかと思うから、
まさか王騎将軍が死ぬなんて思っていないはず。
一部、「史実に基づいているから当然だよ」
という斜に構えた読者もいると思うけれど、
ここは素直に衝撃を受けて欲しい。
このページに至るまで、163話から172話の
10話は、漫画史に残る最高傑作だと思う。
ワンピースの61巻も凄いと思ったけれど、
このキングダム16巻も恐ろしく凄い。
2月にキングダムを再読してしまって、
もう暫くは読まないと思っていたけれど、
2ヶ月足らずでまた読み返しているという...。
一生読み続けるんやろうな。
キングダム16巻は何回読んでも泣くんやろうな。
王騎将軍、ありがとう。