里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

茅萱、チガヤ、ツバナ(茅花)

2021-06-01 16:54:48 | 初夏

 早く起きたので 前の道に出てみました。道の土手上の茅萱の穂が 朝日を受けて光ってます。眩しい位です。

 

 此の茅萱は 子供の頃若い穂を引き抜いて 根元の白いのを嚙んでいた事を思い出しました。田舎の川の土手に生えていた 茅花。ツバナ、と呼んでいましたが、一寸甘かったんで 覚えてたんです。

 穂がこんなに開いて 盛んに綿の着いた種を飛ばしてます。畑に生えて来ると根が深く 困り物ですが 子供の頃の遠い思い出も有る草です。

 30日は 一斉清掃でした。家を入れた何軒かは 前の道を村に入る南の入口から 家の北側の四つ角迄の5百メーターばかり、両側の草と 被って来た竹や木の枝なんかを刈り払い、掃除します。

 一昨日は晴れたんで 刈った草が乾いて 干し草の香りがしてます。

 

 Nさんの畑を借りて 若者が作っているキャベツが良く出来ました。昨日から収穫を始めてました。耕すのや苗を植えるのは機械化出来てますが、収穫は一個一個手で遣ります。包丁みたいな刃物で 切っては広がった葉を落とし コンテナーに一杯にして 軽トラで運んでます。良く働きます。

 

 彼らが作っているのは 虫食いは殆ど無く 見事な玉揃いです。それに比べ 私や仲間が作ると 青虫を飼ってるみたいなもんです。

 こんな具合。皆は 夏のキャベツは出来ないよと言います。その通りです。

 

 あんな風に旨く作る方法を聞かねば、と思いつつ つい聞きそびれてます。防虫ネットを掛けても ネットにくっ付いてる葉に ネットの外から卵を産み付けられ ネットの中で羽化した蝶が飛んでたりで 簡単には行きません。

 夏野菜に花が咲いてきました。トマトです。種を3月に蒔いて、やっとここまで来ました。

 

 胡瓜はかなり ウリバエにやられてますが、健気に頑張って雌花が見えて来てます。苗を下した当座は ネットを掛けてウリバエを防いでたんですが、伸びて来て 手を立てた時にネットを外しました。途端に穴だらけに。

 今の処 食われるより 育つ方が勝っているようです。頑張れ頑張れ!!

 

 Kさんが冬越しさせてくれた ヤム芋が伸びてきました。もうじきこの辺はこの芋の蔓、葉で覆い尽くされます。

 何回も種芋の越冬を試みたんですが、全敗。もう何年も Kさんに貰う事にしてます。南方由来の芋なんで 仕方ないようです。

  

 夏に向かい梅雨前、じゃが芋は上がってきて、早くも Kさんは男爵もメークインも掘ってしまいました。家は吹き壊された小屋の代わりの 置き場所を作らないと掘れません。暫く地下で待っててもらいます。

 蚕豆は種の分を除き 株を抜きました。捥いだ豆莢は 大きな収穫袋に1杯になりました。未だ上げてない隣人に配ります。

 日差しが肌に痛い時期になります。、精々 水、梅酢を入れて、を飲んで頑張ります。

コメント
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