表に出ると 頭が焦げるんじゃないかと思うほどの強烈なお日様、流石に 畑に出て来る仲間は居ません。ここは山の天辺なんで 下よりはいくらかは温度は低いんですが それでも 猫さえも出てきてません。
去年は なんかタイミングが合わず 梅を干せなかったんですが、今年はこの暑さ、梅を干すには好都合です。大きな平たい笊に4つ、竹を切って来て作った台に干しました。
完熟の梅、良い香りを放つようになった奴を漬けているんで 皮は軟らかいんです。笊に直接広げると 上側が乾いて来ると下側は笊にくっ付いて 無理に剥がすと破れてしまいます。
それで 防虫ネットを切って 笊に広げ、その上に軟らかい梅を広げました。夕方取り込んで、 ネット毎ひっくり返して今度は 下になっていた方を日に当てました。
美味い具合に破れないで 干せます。
これは今年の梅です。未だ紫蘇の色の染まりが浅い。家に成った梅で、見た通り虫に遣られた痕だらけです、無農薬ですから。
こっちは去年漬けて、1年間甕に眠っていた奴です。紫蘇の色に良く染まってます。干せなかったのが悪くは無かったようです。家の梅の木には未だいくらも 成らなかったんで、和歌山の南高梅を買いました。さすがに専門家の梅です、虫の跡なんかありません。
梅が漬かっていた赤梅酢も 埃避けをして 日に当てました。甕に触れられない位熱くなってました。自然の消毒が出来ました。
胡瓜や茗荷なんかを漬けます。また 暑い中、畑に行くのに持って行くお茶にも入れたり、暑気対策には便利に使えます。