里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

野菜が食われ始めました

2023-01-15 11:39:13 | 冬中

 畑の仕事は 急いですることも無いし、寒い田舎家に来ることも無かったんですが、Yさんが 味噌を仕込むので一緒にどうか?と言ってくれたんで、降り出してましたが、上がって来ました。一昨日の事です。

 去年までは 豆を一日浸して、煮て、潰して、と 手を使って仕込んでたんです。が 麹と混ぜて仕込み上がったのを 樽を持って行って分けて貰うだけで良いと言うんで すぐに乗っかった訳です。

 家の分は豆4㎏です。Yさんは親戚の分も入れて豆16㎏ですから この五右衛門風呂みたいな羽釜で 1日浸して置いた20㎏の豆を煮ました。糀は豆の1.3倍 26㎏、知り合いの麹屋さんにコメを持って行って仕込んでもらい 釜や機械や杵、大きな盥も貸してもらったそうです

 この20㎏の豆は とっても手で潰してと言う訳には行きません。手で遣って 時間が掛ってたのを 簡単にやってくれるミンサーです。

 

 潰した豆と糀(塩と混ぜてあります)を混ぜる大きな盥みたいな桶です。ミンサーから出て来た豆は熱いんで 暫く冷まして塩麴と混ぜます。と言っても 量が半端ないんで 手の数がYさん一家の8本と手伝いの親戚の叔母さんとの10本で混ぜてました。

 

 混ぜた味噌の”もと”を丸めて 仕込む樽に叩き付けました。家の分は小さ目の2樽に入れたんで 持ち運べますが、Yさんと親戚の2樽は 各々20㎏越えになるんで 持ち上がりません。

 家のは 台所の床下で 夏に天地返しするまで眠ってもらいます。今年はこれで 味噌漬けの分も間に合います。

 畑は獣や鳥共の遣りたい放題になってます。先週までは 野菜の食害は無かったんですが、今度来て見て魂消ました。畑の近くに来た時 カラスが群れていて 一斉に飛び上がって行ったんで もしやと思ったんですが。

 白菜だった物です。畝の周りは食い散らかされた切れっ端で地面が見えない。畝の白菜で 無事なのは残ってません。

 大根は地面から出ていた部分が大穴開けられてます。霜が甘くした野菜なんで奴等には良い食い物に成ったようです。

 綺麗に均した畑は 猪なんかの足跡だらけ。好き勝手に歩き回ってます。他に一寸小さ目の足跡は キョンか狸、アライグマかアナグマか。

  

 まだまだ 霜も続くようで 畑は休みで 家の周りの竹や木の始末です。炭も1回は焼かねば、椎茸の榾木も切って来なくちゃ、結構やる事はありそうです。

 


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