advancement【blog-ver.2】

音楽と競馬(馬)と野球、時には動物や歌舞伎を愛するものが送る自由な日記。

昭和の美男子。

2014年12月30日 23時57分37秒 | 自由
高倉健さんが亡くなり、テレビを通じて主演された映画作品を見る機会が多々あったのですが、その際に見た一つが「駅 STATION」。初めて見たのですが、この作品には池部良さんの姿も。健さんと池部さん、任侠作品での名コンビで有名ですよね。残念ながら、私は見た事がないのです。
以前、このブログで“「君よ憤怒の河を渉れ」を最後まで見たので寝不足で”なんていうような記事を書いたのですが、その時を思い出してしまいました。池部さんはこちらでも刑事役でした。都内を何頭ものの馬が疾走するシーンは圧巻、今じゃ考えられません。

それにしても、やはり池部さんは格好良すぎる。改めてそう実感いたしました。典型的な美男子だと思うのです。年齢を重ねても、その年相応の格好良さがあるというか・・・いや、健さんも十分格好良いのですけれど。今回の突然の訃報、本当に残念に思います。



先週、久々に池部さん出演の「傷だらけの天使」第4話を見ました。内容は暗めですし、役も何とも言えない役。でも、最後の最後、戦争の話が出てくるのです。ご本人は戦争にも行かれているのですよね。
「戦後に生まれたお前には分からないだろうな」というようなセリフ、ちょっと考えさせられます。


池部さんは俳優業だけでなく執筆業もこなされ、本も何冊か出版されています。


私が唯一持っている「窓を開けると」。
エッセイというより、ショートショートストーリーのような内容。大体4~5ページで一つのお話しが終わるので、読みたい時に読みやすいのです。