advancement【blog-ver.2】

音楽と競馬(馬)と野球、時には動物や歌舞伎を愛するものが送る自由な日記。

Princess of Wales

2014年08月31日 22時48分30秒 | 音楽
かつて世界中から絶大な人気を得たダイアナ妃(イギリスの元皇太子妃)。17年前の今日、交通事故によりこの世を去りました。
生前のダイアナ妃の事は、リアルタイムではほとんど記憶にありません。亡くなってからの印象の方が強いのですよね。その時(1997年)の私は小学校中学年、まだまだ子供だった為です。

9月6日に葬儀が行われたのですが、テレビの生中継で見ていた覚えがあります。確かこの日は土曜日の夜でしたね。
余談ですが、私にとって土曜日の夜は特別なのです。懐かしすぎて泣きそうなくらい、小さな頃は楽しませてくれた時間でした。今お話ししてしまうと脱線していきそうなので、詳しくは後日書きます。



ダイアナ妃の葬儀の模様は、CDとして発売されています。

「Diana Princess Of Wales 1961-1997: The BBC Recording Of The Funeral Service」

この日の為に詞を書き直して歌われた(元々はマリリンモンローの為に歌われたもの)、エルトンジョンによる「Candle in the Wind」。この曲がもの凄く印象に残っていて、どうしても聴きたくなったので購入しました。シングル版も発売されていますけれど、私はあえてこちらのCDを選びました。賛美歌に限らずスピーヂで、全てが収録されています。聴いていて切なくなる1枚ですが、素晴らしい1枚には変わりありません。
「Candle in the Wind」は、“Your candle's burned out long before, your legend ever well.”という詞が特に好きなのです。曲自体、何だか泣けてくる曲といいますか・・・うーん、どう表現すればいいのかな。とにかく、子供の頃に見たあの葬儀の何とも言えない雰囲気が忘れられずにいます。

棺がウェストミンスター寺院外へと運ばれていく中で歌われた「Alleluia. May flights of angels sing thee to thy rest」(「Song for Athene」)。棺を運ぶ人々の足音も耳に入ってくる音源なので、より悲しさが伝わってくるのですが、曲自体はとても美しいのです。普段から聴く事の多い曲ですね。


ダイアナ妃の映像や写真をよく見るのですが、何度見ても綺麗な方。今もご存命であったら、どんな姿になっていたのだろう・・・と考えてしまいますね。色々な意見があるのしょうけれど、波乱万丈だった結婚後からの生涯は気の毒に思えてなりません。