宇宙へ旅行できる時代にロシアは25日までに、ウクライナに対し軍事侵攻に踏み切り、
11カ所の空港を含むウクライナ軍の80以上の施設を攻撃しました。 プーチン大統領は、
“ほかに選択肢は無かった” と、軍事侵攻を正当化していますが、世界を驚かしています。
独裁国家の小国と違い、このような現代社会で、ロシアのような大国が小国を先制
攻撃による領土侵攻を犯すなど、プーチン大統領、どうかしてしまったのでしょうか?
緊急事態にタイ国の外務省も、24日早々 ロシアの侵略とウクライナの非常事態
宣言を受けて、ロシアとウクライナの情況に懸念を表明する声明を発表しました。
プラユット首相は、ウクライナの動向とヨーロッパの緊張の高まりを見守りながら、
対話を通じ、平和的な解決を見つける為の努力を継続的に支援していくとしています。
ウクライナには、今年1月の時点で253人のタイ人労働者がおり、合法的に
雇用されているのは139人、その内116人は自己都合行った者で、23人は
大企業からの招致との事。殆どはマッサージとスパのような職についており、
そのうちの約126人は、海外で働く求職者の組合を通しての求人だそうです。
ウクライナにはタイ大使館はありませんので、隣国ポーランド・ワルシャワにある
タイ大使館と、安否など緊密に連絡を取り合っています。
<タイ外務省と打合せをする在ポーランドタイ大使館>
プラユット首相は、ウクライナの状況を随時報告するよう外務省に命じ、ウクライナに居る
タイ人を直接避難させる為のチャーター機を配備することも準備させているといいます。
ウクライナの空港や軍事空港が閉鎖されることを想定して、タイ人をワルシャワ空港に
集める為の車両を手配するようで、今回のタイ政府の機敏な動向に感心しています。
そう言えば、昨年11月にワクチン接種を終えた旅行者向け「Test & Go」プログラム開始後、
外国人の訪タイ数は約10万人に及んでいますが、その約10%がロシアからの観光客なんですネ。
タイ観光・スポーツ省による今年1月分の外国人旅行者の統計でも、観光目的でタイを訪れた
外国人は計133,903人で、国籍別トップ5は、ロシア(23,760人)、ドイツ(11,859人)、
英国(9,712人)、フランス(7,355人)、米国(7,315人)の順でした。ちなみに、日本人は
2,400人で、アジアでは中国(3,110人)に次いで二番目、全体では14番目となっています。
タイ国政府観光庁(TAT)は、ロシアとウクライナの紛争は観光業界に影響を与えるだろうと
コメントしています。そんな懸念より人命が大切ですけどネ ・・・ 明日に続きます。
まったく同感ですね。
プーチン大統領を止めるには、もはやロシア国民の声しかありません。
一刻も早い反対の大声を、さらに挙げてほしいです。
30年前、ゴルバチョフのぺレストロイカによって、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦が終焉したというのに・・・今回、プ-チンのロシア帝国の復活という個人的な野望によって、世界は危機の時代に入りました。
プーチンという「裸の王様」「独裁者」の悲しい末路が始まりました。
今回のウクライナ侵攻により、ロシアは世界から経済制裁を受けて、ロシア国民の生活は苦しいものになり、タイに海外旅行に行くような余裕が無くなる可能性があります。
プーチンがこの世を去らない限り、日本の懸案事項である北方4島の返還なんて、夢のまた夢です。
https://www.youtube.com/watch?v=4mcNkyfRCc0
★ロシアは何故ウクライナに侵攻したのか?
https://www.nikkei.com/telling/DGXZTS00000970X10C22A2000000/