タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

国王が崩御されて4カ月、天皇皇后両陛下が弔問に …

2017年02月13日 | タイの出来ごと、あれこれ
 
 早いもので プミポン前国王が崩御されてから今日13日で、ちょうど4カ月が経ちます。

故プミポン国王のお誕生日である12月5日は、今後も祝日となることが発表されています。
この日は「父の日」でもありますが、更に「国家の日(ワン・チャート)」としての意味も
加わり、今年からは3つの趣意ある祝日とされるとのことです。

 

さて 前国王の葬儀は崩御からちょうど1年後の今年10月に執り行なわれることになっていますが、
現在、タイの歴史と仏教に従った方法で、葬儀行なう準備が着々と進んでいるようです。

先月末 タイ文化省から王宮前広場に葬儀のため建設する建物のデザインが完了したと発表されました。
建物は古代インドの世界観の中で中心にそびえる聖なる山・須弥山(しゅみせん)をイメージしたもので、

基部は60メートル四方、高さは50メートルを越えるという大きな建物になる模様です。今月
後半に着工し、9月までに完成する予定だそうです。 葬儀は大きな行事になりそうですネ。

 
 <発表された建物のデザイン>

しばらくの間、弔問者が殺到していた王宮広場前の今は、だいぶ静かになっています。4カ月
経った今も全土から弔問者が訪れていますが、近隣の観光スポットである国立博物館やワットポー、
若者の安宿街のカオサン通りなども通常通りで、観光客が訪れてもなんら問題はありませんネ。

ただ 王宮周辺に行く折は、タイの人たちの気持ちになって、服装や格好には配慮が必要でしょう。
今、政府は外国人観光客に対し喪に服すように強制はしていませんが、派手な服装は避けたいですネ。

ところで、前国王の葬儀などタイの大きな行事が行なわれる王宮は、いつ頃建てられたのでしょう。

 

1782年(235年前)に即位したラマ1世が、その後2年をかけて現在の場所に建設しました。
その敷地面積は、およそ7万4千坪だそうです。東京ドームが約1万5千坪ですから約5個分です。

ラマ5世の時代まで実際に住まれており、国王が寝食された場所は、王宮の奥にあり安全性の観点から
13歳以上の男性の立ち入りは禁止されていたといいます。中に入るときは、警護官を伴ってのみ許可

されていたと聞きます。現在は、居住する場所としては使われておらず、ラマ9世が住まれていた
チットラダー離宮を修築する際の一時的な住まいや、国王の即位式といった大礼で使用されます。

 

そう言えば、天皇、皇后両陛下のベトナム、タイ訪問の日程が決まりましたネ。日程は2月28日~3月6日。
タイには3月5日に入り、プミポン前国王の弔問のためのご訪問です。ワチラロンコン新国王とも会見し、
6日に帰国する予定だそうです。ワチラロンコン新国王とどのような話をなさるのか、気になります。
 また日本の天皇、皇后両陛下をタイの人たちは、どのように迎えるのか興味津々です。  


最新の画像もっと見る

コメントを投稿