タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイのお隣の国!ラオスへ! ③

2007年11月15日 | タイの番外編
ラオスは19世紀半ばにフランスがインドシナ半島に進出し始めた頃には、ラオスの三国はタイの支配下にありましたが、
フランスの力を借りて隣国に対抗しようと、1893年にフランスの保護国となり仏領インドシナ連邦に編入されました。
1949年フランス連合内のラオス王国として独立し、1953年10月22日フランス・ラオス条約により完全独立を達成。
独立後、1975年南ベトナムのサイゴン陥落後、パテート・ラーオがラオス全土を制圧、同年12月に王政を廃止して
ラオス人民民主共和国を樹立し、多種な内外政の諸問題を抱えながら現在に至っています。

フランスの保護国となって完全に独立するまで約60年にわたりフランスの影響を受けたからでしょう、ビエンチャンの町を
歩いていてもフランスの名残も多く、レストランはもちろん どこの屋台でも、まわりが硬く中がフワフワの長い
フランスパンが並んでおり、車も進行方向右側とタイや日本と逆であることも手伝って、バンコクでは見ない光景が多く
ちと違和感を感じます。でも フランスパンはどこでも味は同じで美味しいパンでした。

また ラオスの通貨はキップですが、1バーツが280キップ、1,000バーツを両替すると280,000キップです。これも戸惑います。
急にお金持ちになった気分になりますが、どうしてこんなに通貨の単位が大きいのでしょう?
バンコクでホテルのベルボーイにチップをあげる20バーツを、ビエンチャンのホテルでは5600キップをあげることになります。
更にドルも使えるとあって、ドルの表示もついていますので、これに日本円に・・と考えると頭の混乱、間違い無しです。
1バーツ以下(280キップ)で買える物も無くなっていますので通貨単位の切り下げ/切り上げ?が必要でしょうネ。
チップをあげづらくて堪りません!

タイと比べても経済力はまだまだですが、ラオスの最大の輸出品は、メコン川の水力で発電した電力で、その60%を
タイに輸出されているとの事で、“東南アジアのバッテリー”とタイのマスコミは言ってるそうです。輸出するぐらいにある
電力ですが、人口60万都市ビエンチャンでも夜景を彩る灯があるのは、半径2キロの市の中心部だけで、対岸のタイの
地方都市ノーンカイの街の灯より少ないのは淋しい気持ちにもなります。

でも そこはビエンチャンです!ビエンチャンの「チャン」とはラオ語で「月」という意味で、月の都ビエンチャンは
暗い夜の街を、ことの他大きな月が照らしてくれるのでしょう。

こうしてタイから陸路で国境を渡るたびに不思議さを感じると共に、隣国のラオス、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、
マレーシアと、各国がそれぞれフランス・イギリスに植民化されたのに対し、タイはどうして植民地化されなかったのか?
改めてタイの外交手腕と当時の国力を知りたくなりますネ。


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2 コメント

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Unknown (もも太郎)
2007-11-16 09:54:01
始めまして、ラオスと聞いてフランスパンサンド(カオチー・パテー)のことを思い出しました。ハローバンコクタイランドのヨシダさん一押しの一品とかで、コメント(このサンドイッチはラオスに行ったら絶対必須です。絶妙絶品のサンドイッチです。この味を味わずラオスに行った人は本来のラオスを味わっていません。それほどの絶品です)と、
まだ一度も食べたことはありませんが、いつか行ってみたい国の一つです

いつもタイ情報(ゴルフ)を楽しみに拝見しています。これからも宜しくお願いします
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こちらこそです。 (nagaichi)
2007-11-16 16:44:08
いつも拙い、誤字、脱字が多いブログを読んで頂き有難うございます。

ワタクシもそのパンは時折食べますが、たいへん美味しく定番となりそうです。

こちらこそ 宜しくお願いします。
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