2010年、宮里藍プロがホンダLPGAで優勝したコース、サイアム カントリークラブの
オールドコースの新支配人に、中岡英二さんが 6月から就任しています。
今週のバンコク週報 の “私流 ゴルフとビジネス” (119回) に 登場願いましたので、
今日は、掲載された その内容を 書きますネ。 原文のままです。
<O・サタヤ選手の祝勝会コンペで優勝した中岡さん…>
{ 多くのゴルファーにとって、定年後にやってくる第二の人生と仕事場がゴルフと深くかかわりのある
ものであったら、どれほど幸せであろうか。 今回登場いただく 中岡英二氏 (63) はゴルフファー
仲間から、羨望の目で見られている一人だろう。
中岡さんは、2001年にコマツのブラジル工場長からバンコク・コマツ社長に就任。 11年、タイで60歳の
定年を 迎えた。 だが、タイでの暮らしとタイのゴルフを こよなく愛していた中岡さんは、定年後も
タイで生活する道を 選ぶ。 コマツ社のパートナーはサイアムモータース。 グループ傘下の
サイアムCCで非常勤役員を 務めた縁などから、同社グループのエンジニア・アドバイザーとして
第二の人生をスタートさせた。
サイアムモータースとサイアムCCのオーナーも兼任するポーンテップ・ポーンプラパ氏の信任が
厚かった中岡さんは、新支配人を オーファーされ、今年の6月、オールドコースの支配人に着任。
1971年開場の歴史あるサイアムCCで、初の日本人支配人が誕生した。
中岡さんの海外駐在は、米国に5年、英国に4年、ブラジルに3年、タイに10年、そして定年後の3年と
トータル25年におよぶ。 ゴルフを 本格的に始めたのは、34歳の米国駐在時、初めてクラブを 購入して
からだ。 その後、練習はもっぱらコースに出ながら行なう。 トップレベルはブラジル時代でハンディが7、
ホールインワンは英国で達成している。
ベストスコアは59歳で、タイのバンパコン・リバーサイドCCで出した69。 この時、前の組で女子プロが
プレーしており、ゆったりとしたフォームに見とれながら、自身もそのリズムを 真似てラウンドしたところ
69が出たという。 その際、ゴルフはいかにゆったりしたリズム感が大事かと痛感したという。
現在は月4回のラウンドを 平均80前後でプレーしている。
ゴルフとビジネスの共通点は、“グリーンから見てマネージメントを する” ところ。 これは仕事にも
通じる点であり、木を 見ず森を 見ろという感覚だ。 ティグランドに立ったら、グリーンにオンさせる
には2打目を、どうするかを 考えて打つが、ビジネスも広い大きな視野で、次の段階を 考えておく
必要があり、これが大きなポイントになるケースが多いという。
<サイアムCC・オールドコースのスタッフと…>
自身の座右の銘は “プラス思考” だ。スタッフには、「仕事を していれば問題は付きもの。
できない理由を 言うのではなく、最善の方法を 考えよ」 と訴える。 このプラス思考が、
中岡さんに素晴らしい第二の人生を 呼び込んだのだろう。 }
サイアムCCと言えば、日本でもお馴染のコースとなりました。 さらに今年の5月より
“ウォーターサイド” という新しいコースも加わり、プランテーション コースと合わせて
54ホールとなっています。 他にも色々とお話を 聞いていますので、次の機会に書きますネ。
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