昨日３月26日は 鉄道の日 でした ・・・

　　
　昨日の26日は、タイの 「鉄道の日」 だったんですネ。　我が息子と同じ誕生日でした。

政府は、タイ国鉄が1984年３月26日に開業したことから、26日を 鉄道の日と定めています。　
毎年この日、 バンコク （フアラムポーン駅） とアユタヤ （アユタヤ駅）　間に、蒸気機関車を

　
　 ＜フアラムポーン駅 国際 中央駅、ここから走ります…＞

走らせるんですが、昨日も走ったのかな？　タイにも 結構 鉄道マニアがいて、撮影するために
人が大勢 来るらしいですヨ。　両駅を 一往復走る特別列車は人気があり、予約を しておかないと
当日では乗車券が手に入らないと聞いていますものネ。　考えてみれば、昨日でちょうど30年です！

乗車券を 入手できない撮影者は、特別列車より前にアユタヤに入り、アユタヤ駅に進入してくる
特別列車を 撮影するんだそうです。　そんなに 人気があるとは知りませんでしたねぇ～

　
　＜懐かしい日本製の蒸気機関車ＳＬが走っている…＞

　ちなみに、ＳＬの記念列車は 年４回運行されるそうで、昨日の鉄道の日と、８月12日の 「王妃誕生日
（母の日）」、 10月23日の 「チュラロンコン大王記念日」、 12月５日の 「国王誕生日 （父の日）」 にも
運行されるようです。　国王のお誕生日の時は、ラマ９世にちなんで９回 運行されると聞いています。

そして、特別列車に使用されている824号の蒸気機関車は、1950年前後の製造で日本が戦後に、
賠償として提供した車両だと言われています。　　　賠償する義務がありました、っけ？

　
　＜インラック首相も九州新幹線を 視察…＞

　鉄道と言えば、インラック政権が打ち出していた 「2.2兆円インフラ政策53プロジェクト」 の
中に、肝いりの “高速鉄道計画” がありました。　年間予算とは別に借り入れる資金調達法案は、
憲法裁判所が 違憲と判断したため、現在は頓挫してしまっています。　　

個人的には、この高速鉄道計画を 楽しみにしていたんですがねぇ～　

計画の４路線のうち、バンコクとチェンマイを 結ぶ 「ノーザン・ライン」、 約670キロあるのかな。　
スピード時速250キロ～300キロで走り、３時間半前後で結ぶという、日本でいう新幹線ですネ。
順調にいけば、2019年中にサービスを 開始したいとしていましたが ・・・

　
＜タイの高速鉄道・新幹線のイメージです、ここにも国旗が…＞

　でも 昨年 この発表がされた時、タイの鉄道で脱線事故が相次ぎ、しかも特急まで脱線して、45日間に
及ぶ 線路整備に入ったことがありました。　まぁ～　雨季の降雨で路盤が緩んだこともあったのかな。

でも 15回 前後の脱線事故がありましたからねぇ～　　線路保全に手抜きがあったと囁かれました。　
“高速道路計画どころじゃないだろ！” なんて、突っ込みたくなりましたよネ。　
まぁ～　日本もＪＲ北海道のこともあるから、偉そうなことは言えませんけどネ。

　
　 ＜太田国交相とタイ・チャチャート運輸大臣との会談…＞

　昨年の９月に太田国交相がタイを 訪問して、「日本の新幹線は1964年の開業以来、死亡事故を 一度も
起こしたことがない」、と高い技術や安全性を 強調しながら、日本の新幹線システムを 採用するよう
トップセールスを していたんですが ・・・　先送りになりそうで残念です！　　　



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