驚きました！ ついにバンコク首都圏が閉鎖に ・・・

　
　ついに昨夜、タイ政府はバンコク都と同様にバンコク近隣５県（ノンタブリ県･ナコンパトム県･
パトゥムタニ県･サムットプラカーン･サムットサコーン県）も、新型コロナウイルス感染症予防の
ため、人が行きかう施設、ほとんど全てを閉鎖することを発表しました。　

バンコクのクアンムアン都知事は記者会見で「感染拡大を防ぐための厳しい措置を直ちに
講じなければ、対処できないほどの患者と死者を抱えることになる」と危機感を訴えました。

　
　＜クアンムアン都知事　市民にとって 戒厳令下より厳しいかも …＞

昨日の感染者、新たに89人確認され、このうち32人はムエタイ スタジアム（ボクシング）での
クラスター（集団感染）が起きたと見られています。これで合計411人ですヨ。困ったもんです。

見方が甘かったですネ。こんなに急激に増えるとは思いもしませんでした。指定する施設の
閉鎖は３月21日から４月12日までですから約３週間です。　これは結構 長くきついですよぉ～　

　
　＜昨夜はスーパーも混んでいました＞

食料品や日用品を扱うスーパーマーケット･コンビニエンスと薬局、持ち帰りのみレストランはＯＫ。
食料品はこれまで通り販売されるので、買い溜めの必要はないと思いますが、多少気になります。
もちろん、ゴルフ場へも行けません。　20日の金曜日にプレーしておいて良かったです（苦笑）。

しかし タイ政府は、前触れもなく いきなり閉鎖とは、乱暴すぎますネ。“パニックになるな”と、呼び
掛けていますが、余りにも唐突でした。　感染者が急激に増えたので、意向は理解できますけどねぇ～

　

タイ保健省よると、約40年前に起きた感染症の事態と同じくらいの感染者が出ているそうで、
人口密度が高く、政治 経済･インフラ･観光の中心地であるバンコク首都圏を抑え込めば、

感染者の急速な拡大は防げると見ています。拡散させない為には必要な措置だと思います。
情況において変化があれば すぐに対応するのがタイです。最新の情報収集に努めましょう。

しかし、心配されるのがタイの人たちの生活です。様々な職場で約３週間 閉鎖されては、
正社員としてサラリーが保証される中小企業以上に努めている人は良いですが、バンコク
首都圏で働く多くの人は、日雇い的な給料制が多いですからネ。キャディさんたちも心配です。

　

３週間 仕事がない、ということは大変なことだと思います。閉鎖される５県である
バンコク首都圏の人口は約800万～1000万人くらいでしょうか。その およそ４割ほどの

人が中流層以上で、残りの約６割を占める人は、その日を働かないと稼げない人や、地方
からの出稼ぎの人たちと言われていますからネ。 治安が悪くならなければ良いですが ・・・

　

タイ政府の思い切った新型コロナウイル対策、今後、どんなシチュエーションになるのか、
もう しばらく混乱が続きそう。しかし、今後の発表などにより変更される可能性もあります。
臨機応変に動けるようにしておきましょう。　日タイの皆さん、くれぐれもご注意下さいませ。　　


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