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航空業界も欧米とアジアで大差がついてしまった!

2021年06月16日 | タイのちょっと気になる報道!
 
 ようやく、タイ中央破産裁判所は昨日、経営破綻したタイ国際航空の更生計画を承認
しました。今後、五人の更生計画管理人が更生計画を管理し、経営再建を目指します。

事実上のタイ国営企業であったタイ国際航空は、元々 慢性的赤字体質で経営が危機的な
状態でした。そこへ昨年のコロナウイルスの来襲で航空需要が激減、経営破綻しました。

 

タイ国際航空は、多くの不正疑惑など出てきて異例ですが、コロナ禍で世界の航空会社が
苦境に立たされているのは言うまでもありません。しかしながら、ここ数カ月でワクチン
接種が進む欧米に比べ、アジアの航空業界は需要回復で大きく後れを取りつつあります。

世界各国の国内航空業界も然り。日本では北海道が地盤の航空会社AIRDO(エア・ドゥ、札幌市)と
九州を拠点にするソラシドエア(宮崎市)が、共同持ち株会社方式での経営統合を検討しているとか。

 
 <ソラシドエアとエア・ドゥ>

資材調達や機体整備の共同化でコスト削減を目指し、来年秋の実現を目指しているといいます。
コロナをきっかけに旅客数が激減し、日本国内での航空会社の本格再編は初めてでしょう。

世界の航空業界に大きく貢献し、アジアを牽引してきた JALやANAも、復活の鍵はワクチン
接種の広まりしかありません。が、その展開の遅さに歯がゆい思いをしているでしょうネ。

 

世界のワクチン接種回数は20億回を超えているというのに、中国の接種回数6億8,000万回を
除いて、他のアジア諸国の接種率は、日本も含め 遥かに低く、大きな差がついてしまいました。

アジアの観光業が失速している中、ワクチン接種が進んだ欧州では、規制が緩和され、欧州の
旅客数は5月の4,700万人から8月には1億2,500万人のほぼ三倍に増える見込みだそうです。

 

ワクチンの接種ペースが遅ければ遅いほど、旅行業界もホテル業界も、観光部門を中心に
国々の経済回復が損なわれたままの状態が続きます。特にタイのような観光立国は尚更です。

ワクチン接種、日本は東京五輪を前に急速に進むでしょうが、タイ国では今月7日に始まった
ワクチンの集団接種が、供給不足が原因で早くも失速してしまいました。各地で接種予約の
取り消し、延期、新規予約の受け付け中止が相次いでいるようです。 心配な日々が続きます。  



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