爆発物の資材が発見されたアパート契約者のタイ人女性・ワンナー・スアンサン容疑者(26)の
身柄が 昨日、タイ国内で確保されました。 これで急速に事件解決に繋がるかも知れませんネ。
ただ、実行犯で逮捕状が出ている黄色いシャツの男と、青いシャツを着た男2人は、すでに
カンボジアに出国したという情報も入っています。タイ警察は、カンボジアに捜査員を派遣する
と共に、カンボジア当局に協力を依頼して、2人の逮捕に全力を挙げるとコメントしていました。
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<イスラム系かな…>
解決するのは喜ばしいですが、爆破事件で20人が死亡し、現地駐在の日本人男性1人を含んだ
128人がケガをした人たちの保証はどうなるんでしょうネ。 これは気になることですヨ。
在タイ日本大使館も「テロ事件」と判断し「今後も不測の事態が発生する可能性もあるので留意されたし」
と、いつも在留邦人に注意を呼びかけますが、こんな無差別テロはいつ自分が被害に遭うか分かりません。
駐在員や旅行をしている観光客がテロに遭遇して死亡したり、ケガをした場合、賠償を受けることは
できるんでしょうか。 悲しいことですが、海外でテロ事件に巻き込まれることは身近になりました。
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死亡やケガをした場合、理論的にはテロを起こした組織に対して、治療費や死亡による損害、後遺障害に
よる損害などを含めて損害賠償請求をすることは可能です。が、テロを起こすような組織を特定する
ことは困難ですし、賠償交渉に応じるはずもなく、損害賠償を請求するのは現実的ではありませんよネ。
アジアの国々など後進国で被害に遭ったら泣き寝入りしかないんでしょうか。 その時のことを考慮し、
自分で防御・対処するしかありません。それに備えて、海外旅行保険には加入しておくべきでしょうネ。
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ただし一般的には、海外旅行保険は約款で「免責条項」が定められていますので、事前にテロが免責条項に
該当しないことを確認しておく必要がありますネ。免責条項とは「特定の事項により発生した損害について、
保険会社が、保険金支払義務を負わない旨を規定したもの」です。
各保険会社の海外旅行保険の免責条項では、戦争・外国の武力行使・革命・内乱・武装反乱などが
列挙されていますので、これらは、いわゆる「戦争危険」として免責される旨が定められています。
ではテロはどうなのか? 大手保険会社のホームページには、「政治的、社会的、宗教的もしくは思想的な
主義、もしくは主張を有する団体、もしくは個人または これと連帯するものが、その主義または主張に
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関して行なう暴力的行動」とされています。つまり「戦争危険」には該当しないとされていますので、
海外でテロの被害にあった場合、海外旅行保険により損害を補償してもらうことが可能なんですネ。
ただ 保険会社によって、約款が異なる場合もありますので、加入する時にテロによる被害も
補償してもらえるか、どうかの確認が必要でしょうネ。 いずれ、やられ損にはなってしまいます。
知人が「日本の地震が怖くてタイに住んでいるのに、これでは おちおち外出もできない」
なんて、嘆いていました ・・・
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