自分のことよりゴルフ界のことを考え、一生懸命に奮闘している石川遼プロですが、永久
シード選手の片山晋呉プロが、とんでもない不祥事をしでかして、足を引っ張りました。
周知の通り、先週行われた日本ツアー選手権のプロアマ戦で、招待客が一緒にラウンドした
片山晋呉プロの態度に不快感を覚え、プレー途中で帰ってしまったという出来事です。
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男子ツアーは石川遼プロが今季から選手会長になって様々なツアー改革に取り組み、ギャラリー
動員数がアップしている最中での出来事。“何 やっているんだ 片山晋呉!”と叫びたい心境です。
招待客は大会主催者の森ビル関係者で、協賛会社として会場に看板も出ており、開催コースの
会員でした。シングルの腕前で、片山晋呉プロとのラウンドを楽しみにしていたようです。
日本ゴルフツアー機構(青木功会長)も「参加されたご招待客が、対応に関し不愉快な思いを
され、プレーの続行を断念されるといった事態が生じた」と発表。今月中に懲戒・制裁委員会を
開催して処分を下すといいます。 この発表は青木功プロが会長だから出来たのでしょうネ。
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日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長でも他の人でも発表と処分は出来ず、しなかったでしょう。
青木功プロだって、本当は まだ現役を続けたいのにゴルフ界への恩返しとして会長を引き受け
男子ゴルフを盛り上げたいと奮闘している中、片山晋呉プロは何を考えているんでしょうネ。
招待客がパットしている際にもパットの練習に夢中でゲストを見ないし相手をしない、と
いうのですから呆れます。次のホールへ移動してもパット練習を続けて、ついに招待客も
堪忍袋が切れて “帰る!” と大声を上げて、早々にプレーを止めて帰ってしまったようです。
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片山プロは「何で練習しちゃ悪いの」と事の重大さにまだ気づいていないといいます。これは
まるで、日大アメフト不祥事の内田前監督と一緒ですネ。 そうでした、彼も日大OBでしたネ。
内田前監督と同じように、このようなことを起こすと後から、今までの良くない言動が次から
次へと出てきます。片山プロにも “いつか表面に出るかと思っていた” とか、用具契約している
メーカーにさえにも、“こんな靴は履いていられない” とロッカールームのゴミ箱に捨てて問題に
なったり、サインした色紙をギャラリーに向かって放り投げたり、と問題児として有名とのこと。
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アメフト問題で、やはりOBの丸山茂樹プロが “肩身の狭い思いをしている” なんてコメントして
いましたが、偶然とはいえ、またも “日大” がクローズアップされる事態となってしまいました。
OBだけで120勝以上している日大、倉本会長・湯原信光・宮本勝昌・矢野東・大山志保プロらもOBです。
“若い頃のジャンボ尾崎や青木功もそうだった” というファンもいますが、時代と価値観が
変わった今は、シチュエーションが全然違います。それを振り返っても意味はないでしょう。
若い時は誰だって傲慢さを持っているものですよネ。 でも彼は45歳の中年男性ですヨ。
選手会長の石川遼プロ(26)も謝罪のコメントを出しました。 長くなりますので明日に続きます。
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「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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後から後から、悪評ばかりが聞こえてきます。驚きました。
プロアマ戦の最中に、グリーン上で練習するプロゴルファーは山ほどいます。むしろ、練習しないプロの方が圧倒的に少ないでしょう。
問題は、その「程度」なんです。
今回の片山晋呉のようにゲストそっちのけで、コミュニケーションも取らずに練習に没頭し、ゲストに不快感を持たせるような「酷さ」はアウトということです。
ゲストはアマチュアですから、プロの練習とはどういうものか?興味津々の方もおり、多少の練習はむしろ歓迎されます。
今回の事件で、片山晋呉の過去の悪行ぶりが続々と出てきていますが、彼は「ゴルフおたく」であり、45歳にもなるのに、社会的な常識が欠如しています。
プロアマ戦で、何も男芸者になれ、と言ってるのではありません。
練習は常識的な範囲でやりなさい、ということなんです。
数年前、アマタGCのプロアマ戦を観戦したとき、グリーン上で招待者(タイ人)がパットしている間、背を向けて自身のパッティング練習をしていました。
私は違和感を感じたのを覚えています。