4月9日の当ブログで、ニューハーフの人は徴兵制度を免れるという話の中「では
どうやって、ニューハーフの人を見分けるのか?」という疑問の声が寄せられました。
毎年、徴兵から逃れたい為に この時だけニューハーフに変身する男子もいて、ぶさいくな
化粧をした、いかにも男らしいニューハーフも来ると書きました。ですが、最終的には
医師が性転換手術をして、女性になっているかどうか検査して確認するんですネ。
<徴兵制度のくじ引き>
ですので、徴兵免除を受けるためには、屈辱的な検査を受けなければなりません。徴兵を
免れるのは性転換手術をしているニューハーフの男性? だけということになりますネ。
タイは 世界で最も トランスジェンダーの人達にとって住みやすい国と言われていますが、
性別を変えられない、など 法的な流れは進んでいません。日本のように性別変更ができると、
男女比の数、圧倒的に女性が多くなってしまうからかも知れません。
<人気者になったモンタナさん>
なんしろ 有権者の1割に当たる人たちがトランスジェンダーであると聞いたことが ・・・
何事にも緩いケースがあるお国柄ですが、性別変更だけは政府も お堅いところがあります。
徴兵検査を行なっている軍は、トランスジェンダーの人達にはプライバシーの保護をしっかりやっている
と主張していますが、トランスジェンダーの権利擁護団体は徴兵検査で、彼女たちが屈辱を受けなくても
済むよう、戸籍上の性別の変更を認める法律を 早く成立させるよう訴えています。
性別変更できないことから、女性に性転換した人達の身分証明書(IDカード)が 元の性のままの為、
本人確認ができず選挙での投票を断わられるなど、学校・病院などでも困ることが多いようです。
<早いものでクーデターから3年目です>
ほぼ3年前でしたか、クーデターで軍が暫定政権をスタートさせた時、民政復帰に向けた新憲
法案の起草作業が本格化し新政治制度の骨格づくりの最中、「世の中には男性、女性のほかに、
第3の性を持つ人もおり、あらゆる性別に平等な地位を与えるべきだ」という第3の性を新憲法で
認める法案を、タイ憲法起草委員会の報道官が提起していましたが、その後 どうなったんでしょう?
<トイレは第3の性を持つ人のものがあります>
実現すれば、世界で初の法案となり、真に全ての国民が平等な権利を与えられることになります。
現行法では、同性のカップルが共同で銀行融資を利用したり、保険に加入したりはできません。
新憲法ではこうした社会を支援し、より公平な待遇の実現を目指すとしていましたが、でも考えてみれば、
第3の性を新憲法で認める、なんて有り得ませんよねぇ~ これも “タイなら では の話” ですネ。
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