こうして国のレベルやマナーの向上が芽生え、大きく成長していくんですねぇ~
そう、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で、数人のタイ人男性が花園に入り、
セルフィー(自分撮り)を使って自分を撮影したり、花の上に座り込む様子などを
捉えた動画が、インターネットのサイトに投稿され、ちょっとした騒ぎになっています。
その動画はこちらから
タイのテレビ・新聞に、旅先でのマナー違反として大きく報じられ、インターネット上には、
“日本に旅行するタイ人はこんなことをしてはいけない” “恥ずかしい” “日本人に謝りたい”
などの行為を批判するコメントが多く寄せられています。 とても好感が持てる現象です。
これは中国効果の表れだと思います。中国人観光客のマナーの悪さは、もう世界的に非常に
有名になっていますが、300万人以上も訪れるタイでは、特に酷い話が多くありましたよネ。
これを よく タイの人は、批判していました。 「人の振り見て我が振り直せ」ではありませんが、
タイ政府観光庁が行なった中国人を対象にした意識調査があり、こんな評価が出ています ・・・
観光関連業者を対象にした意識調査の評価
1位 マナーを知らず、声が大きい 77%
2位 行った場所を汚す 67%
3位 ルールを守らない 59%
4位 収入増をもたらす 57%
タイ市民を対象にした意識調査の評価
1位 声が大きく迷惑 91%
2位 公共の場所を汚す 65%
3位 公共の場所でたんを吐く 64%
4位 ルールを守らない 57%
批判したりすることは、やってはいけないこととして十分に認識していることですから、
こうして自分たちが海外で同じようなことをしたら恥ずかしいとなるワケですものネ。
ですので、ある意味では中国は世界の国々の反面教師になっているのかも知れませんヨ。
日本人だって、えらそうに言えません。 “あれから40年!” 昔の日本人は もっと酷かったと
思います。タイに男性ばかりで来て、団体バスで買春ツアーを繰り返していた時代がありました。
「俺たちは農協ツアーとは違う!」なんて言いながら同じことをしていた団体ツアーもありました。
この時はタイや欧米からも大きな批判をもらいました。マナーも酷いものでしたからねぇ~
今 タイに来る中国人は家族連れや女性も多く、昔の日本人のような団体遊びはしませんからネ。
ここが大きく違う点です。こういう時代があって 日本人も各国に迷惑をかけたことを知って
おいてほしいですよネ。 だって、今だに「タイは男性が遊ぶ国」というレッテルが取れません。
これは当時の言い伝えが、ずぅ~と多少ならずとも 続いているからです。若い人たちのお父さんや
お爺さんが作り上げてしまったレッテルです ・・・ ちょっと話がズレてしまいました。
悪いことばかりを批判しているタイ人ではありません。このタイの日本旅行ブームの中、日本を
見て自動車の運転マナー・ゴミの分別・子どもの通学・マナーの厳守 … … 等々、日本人の日常の
行動から「模範」なるようなことに関心を寄せています。 こうして悪い例・良い例を見聞きして
国も人も大きく成長していくんでしょう。 「若いうちに海外に出ろ」ということですネ。
タイの人も人に教える、指導する、という文化がありませんからね。でも これからは変わっていくでしょう。
さぁ~ 繁華街での振る舞い、どうしましょう?
いろんな国の方が来ておられましたが北欧系(ロシア?)の若い方々が花壇に侵入してポーズをとって記念撮影(笑)
マナー違反がどうのと思う前にその方々のあまりの美人度と芝桜の美しさが調和して見とれてしまいました(爆笑)
勿論アジア系の方々も同じ行為をしてましたが
ロープを張ってある花壇に侵入するのは良くはありませんが
そのロープを跨ぐのを我慢できる日がもう目の前に来ている気もしました。
なぜなら皆さんがとても遠慮がちにロープを超えている様子だったからです。
日本人も歩んできた道、
受ける側の私たちが心広く待ってあげないとだめですよね。
処で北欧系の方々、一応私は入らないようにご注意申し上げました。
皆さん素直に謝りながら出てきましたよ。
お話したら判ることですから、気になる時には声をかけるべきではないかと思います。
言いもせずに陰で色々悪態ついても解決になりませんものね。
日本の繁華街で日本人に注意することはありません。
だって怖いですもん(´・ω・`)