今 日本では3年後に迫った20年の東京五輪に向かい、特に東京では英語の標識を増やしたり、
企業でも英会話の特訓に励んでいたり、また英会話の学校も一時期より盛り返しているようです。
タイと日本の共通点って いくつかありますが、大きな共通点に 両国とも戦中・戦後、
他国からの植民地にならなかったこと、よって自国語をしっかり守れたことでしょうか。
タイはこれだけの観光立国なのに、なぜか英会話能力は低いほうです。周辺国と異なり欧米によって
植民地化された経験がないために、外国語教育のノウハウが蓄積されていないのかも知れません。
こんな諸事情もあり、両国とも英語が得意ではありません。街歩く人に英語で話しかけても
会話が出来る人に出会うには時間がかかります。では首都の東京とバンコクではどうでしょう?
首都だけを較べれたらバンコクの方が、英語を話す人は多いでしょうネ。観光大国の首都であり
以前から多くの外国人が観光や買い物に訪れ、屋台や小さな露天でも英語でやり取りをしています。
< ちなみに、東京の人口は約1,364万人、面積は2,191平方Km。バンコクは約820万人で
1,565平方Km。バンコクは東京の6割の人口、面積はほぼ4分の3の広さ。>
バンコクの人 全て英語が流暢かと言えば そうではありません。学校で習う英語というのは、最低限の
英単語が理解できるといったレベルで、これは日本と変わらないでしょうネ。バンコクで生活して
いる全ての人が義務教育を修了している訳でもありません。地方出身者も多いですからネ。
田舎からでてきたタイの人には英語の読み書きができない人も少なくありません。
タイで英語が流暢に「話せる」というレベルのタイの人達は、子供の頃からインターナショナル
スクールや私立学校などで、質の高い教育を受けていたり、海外に留学をしていたり、裕福な家庭に
育った人達です。そういった人達はとにかく英語教育には熱心で、これは日本と比較になりませんネ。
余談ですが、昨年 米国で5勝して大ブレイクしたアリヤ・ジュタヌガーン選手らも、そんな
家庭に育っていますから英語で困ることはありません。日本で活躍しているO・サタヤ選手も
英語は堪能です。若い選手はみんな流暢ですネ。プラヤド・マークセン選手はキャディから
のし上がった選手ですので、英語は苦手でインタビューには、タイ語の通訳を使っていますが …
もともと外国人の多いバンコクでは英語が必要な場面が日本よりもずっと多いですからネ。
また英語や日本語などの外国語を話せることで倍近い、特殊な言葉を操れれば倍以上の給与が
貰える仕事に就けますから、タイの人達にとっての外国語は重要な就職ポイントになります。
タイと日本の英語力の話、もう少し続きますが 長くなりますので明日に続きます ・・・
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