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アジアンで鍛えられた比嘉一貴プロらしい優勝でした!

2022年09月13日 | 日本のゴルフあれこれ

 男子ツアーの日本・韓国・アジアンツアー共催試合「シンハンドンヘ オープン」では、

三日目まで単独首位をキープしていたタイ国のティラワット・ケーオシリバンディット

選手(32)が、比嘉一貴プロ(27)に逆転優勝を許してしまいました。これは残念でした。

 

19アンダーで最終日を迎えたティラワット選手はアンダーを出せず、1オーバーの通算

18アンダーで終わり、逆転した比嘉一貴プロは、6アンダーの通算20アンダーの勢いでした。

158センチの小兵がかけた重圧に、タイ人には珍しい182センチの大男が屈しました。

 

 <ティラワット選手、アジアン2勝目ならず残念でした>

でも比嘉プロで良かった! 彼は2018年3月に東北福祉大学を卒業後 直ぐ、アジアンツアーの

下部であるADTツアーを主戦場にした選手ですからネ。きっと、ティラワット選手とは顔馴染み

 

ですヨ。 同年5月には バングラデシュのクルミトラGCで行なわれた「BTI オープン」で

初優勝を遂げています。応援し始め、最初に声援を送った当ブログの内容が下記でした。

https://blog.goo.ne.jp/nagaichi_1950/e/ae39fc2bc0b2fa47a9e5422505b0bb28 

 

 <松山プロは三年先輩です>

最初のフィールドの場にADTツアーを主戦場にした理由は、東北福祉大学の先輩でもある

松山プロから、“若い内に海外に出たほうが良い” と、常々言われていたからだといいます。

 

「シンハンドンヘ オープン」は、韓国ツアーとしては今年で38回目を迎える大会でした。

19年大会から日本ゴルフツアー機構とアジアンツアーの共催で 行なわれるようになり

 

 <KPGAク会長(左)とJGTO青木会長、アジアンツアーのチョ会長(右)>

コロナ禍により20年、21年大会は韓国ツアー単独で実施されました。三年ぶりに韓国・日本・

アジアの3共催で復活し、今回が 初めて日本(奈良県のKOMA CC)で開催されました。

 

3ツアーの強豪プロが集まる中、欧州選手はじめ 韓国人・タイ人選手の中で、アジアの

選手を代表して勝った比嘉一貴プロ、アジアンで鍛えられただけに嬉しかったでしょう。

 

そして、同大会初の日本人優勝を刻んだのも、海外志向の強い比嘉プロらしいですよネ。

これで来季の韓国ツアーとアジアンツアーの両方のシード権も手にすることができました。

 

6月の「BMW日本ツアー選手権森ビル杯」以来、今季3勝目(通算5勝)となり、賞金総額も

約8,474万円で、2位の桂川有人プロの約5,677万円を大きく引き離し、夢の賞金王が見えて

きました。 国内男子ツアーで最も小さい158センチの比嘉プロが、最もビッグになります。

 

アジアンツアーは年々、大きくなって来ており、日本より大きい試合も何試合かあります。

再びアジアンにチャレンジし、更にレベルアップできるチャンスでもあり、アジア経由で欧米

 

ツアー参戦まで見据えられます。そうでした、10月10日時点で国内ツアーの賞金ランク5位

以内であれば、米国下部の「コーンフェリーツアー」の出場権を競う最終予選会からの受験が

可能でした。 今後 より前向きに海外へ挑戦して行くんでしょう、頑張ってほしいです。   



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