タクシン氏、タイのプロゴルフ協会長を辞任！

タクシン元首相がタイ・プロゴルフ協会（TPGA）の会長を辞任したことがニュースに流れていました。

そりゃ～　そうでしょうネ。英国からも亡命を阻止され、義弟であるソムチャイ首相が首相就任の挨拶にフィリピンに
行くと言えば、フィリピンからもタクシン氏の入国を拒まれ、昨日はマレーシアからも「トランジットは問題ない。
しかし、滞在するとなれば、話は違う」と、政治亡命を認めない方針を早々に出されてしまいました。

今は北京に滞在しているようですが、中国を一時離れて、アラブ首長国連邦に向かう可能性が高いのではという、
噂も出ているようです。徐々に行き場が無くなっている感がいたします。

オーナーとなっていた、英国プレミアリーグ所属のサッカーチーム、マンチェスター・シティを、タイ国内の資産が凍結された
ことで逃亡費用を捻出の為、アラブ首長国連邦の投資グループに売却し、同クラブを手放したばかりです。今度はTPGA
会長の辞任です。何か、段々とタクシン氏が追い込まれていくような気がするのは、ワタクシだけではないでしょう。

タクシン氏は先週、電話でTPGA事務局へ会長の辞任を申し出てきたそうで、結局一年半の短い役職でした。
新しい会長が決定するまでは、タクシン氏と親交が深い役員であるチャイヤン氏が会長代理に就任すると
発表しています。国を追われた人を会長にするという違和感は誰もが思っていたと思います・・・

当時タクシン氏の会長就任は、クーデターで身を追われた直後だけに、暫定政府首脳らは「選出した人たちは
精神科医に診てもらうべきだ」とマスコミなどに強い不快感を示すなど賛否両論でしたが、当時はタクシン氏の
支持者が役職も権力もまだまだ持っていましたのでネ・・・

さて、そのタイ・プロゴルフ協会(TPGA)ですが、TPGAの前身である「ゴルフ教師協会」が設立されたのは1968年
（40年前）でその後「タイ・プロゴルファー協会」、「タイ国プロゴルフ協会」と二度改称され、現在に至っているようです。
日本プロゴルフ協会が設立されたのが1957年（51年前）と言いますから、日本と10年余りしか違わないんですネ。

協会の役割は、タイのプロゴルフ業界　及び　タイ人ゴルフファーの育成と謳っているようですが、現在　協会に
登録されているタイ人プロゴルファーは約600人前後いるそうです。ワタクシが時々話題にするシニアは別の協会です。

タクシン氏は、自分でゴルフ場(アルパイン・ゴルフ＆スポーツ・クラブゴルフ)を所有していたほど　“ゴルフ好き”　は
有名ですから、この名誉職を辞任することは断腸の思いでしょうが、これからは陰で、TPGAを応援してほしいですネ。
ワタクシからのお願いも変ですが・・・（笑）



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