今や すっかりタイの観光名物になった「ニューハーフショー」、どこの都市でも、近年は、
中国人で一杯です。年間 一千万人の中国人観光客が訪れ、同ショーは必ず見に行くようです。
ショーには男 男した女性が、スポットライトを浴びながら人気ラブソングを口パクで唄い、笑いを
誘うショータイムがあります。以前は日本語が中心でしたが、今は中国語が幅をきかせています。
処で中国では、推定約7千万人のLGBTQの人たちが存在すると言われていますが、それは欧州・米国に
次いで世界3位の数だそう。中国では まだLGBTQだと公表することは、とんでもないことのようです。
2001年まで同性愛は精神疾患とされ、1997年までは犯罪とされていたというから尚更でしょう。
彼らが女装したり、同性同士が手を繋いだりしていると 好奇の目を向けられ、家族の間でも
大きな騒動になるとか。同性愛者のわが子を「転向」させようと、病院で治療を受けさせる親も
います。政府は一時期、同性愛者を支持する活動家らを 拘束するなどしていたようですからネ。
母国での批判的な眼差しから逃れ「自由」を求めて、観光でタイにやって来るLGBTQの人たちも
多いと聞きます。タイが多様な性に寛容なことを知って、家族からのプレッシャーや世間の好奇の
目から逃れて、のびのびできるタイは 彼らにとっては、魅力的な観光地となっていると聞きます。
そんな情況下、今年になってタイ政府は これまで容認していなかった同性婚を認めることを閣議
決定。 立法議会が政府からの要請を受け、法改正に向けて検討していることが発表されました。
それは20歳以上のタイ人による同性婚を認め、異性間の婚姻とほぼ同等の権利を認める内容だとか。
世界では現在25の国で同性婚が認められており、日本でも近年 自治体のパートナーシップ
制度(タイではライフ・パートナーシップという表現を使っている)が、広がりつつあり、
国レベルの同性カップルの法的保障についても、議論が少しずつ進み始めているようです。
タイの商務省では、すでに同性婚を容認しているフランスなどの法律を調査。どの国も資産の共有など
可能なため、それに基づいて法改正を進めているといいます。 ただ、タイでは財産の管理、医療、
<タイでも同性婚を認めるようデモが ・・・>
葬儀、慰謝料の請求といった夫婦の権利や取り決めが他国と異なるケースが少なくありません。また
離婚した場合や養子縁組、氏名の変更など課題は山積みで、法改正までには時間が掛かるでしょう。
でも もし、法改正されたら多くの中国人が国際結婚を求めてタイにやって来るんでしょうか?
通常「40万バーツ以上の貯蓄」条件を満たせば、結婚ビザ(配偶者ビザ)を取得できるとか。
“同性婚の国際結婚は認可しないでほしい” と言ったら「人権侵害だ」と怒られますかねぇ~
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