期待していたマスターズが終わりました。松山英樹プロは惜しくも 3大会連続のトップ
テン入りはできなかったものの、通算1アンダーの11位で、来年の出場は確保しました。
三日目・最終日の18番ホールで4パットのダブルボギーで28位となり、最終日は崩れてしまう
のではと、誰もが思ったでしょうが そこは松山英樹プロでした。7バーディー、2ボギーで
<イーグルを二つ取ったのに ・・・>
この日のベストスコアに並ぶ67をマーク、見せてくれました。さすが、最後はお見事でしたネ。
これが世界4位の実力なんですネ。 伊達に4位におりません ・・・
考えてみれば、81回目のマスターズを制した37歳のセルヒオ・ガルシア選手は、74試合目での
メジャー初優勝は トム・カイト選手の50試合を抜き、またマスターズ出場19回目はマーク・
オメーラ選手の15回を抜いて最多出場という記録を更新したくらい、メジャー優勝は遅咲きです。
過去のメジャーにおいて、ガルシア選手は優勝できるチャンスがいくらでもありましたが、
何度も自滅をしたことから、弱いゴルファーだというレッテルを張る人もいたくらいです。
<さぞ 嬉しかったでしょう>
99年に19歳でプロ転向したガルシア選手は、当時 タイガー・ウッズ選手のライバルとして
注目され「神の子」と言われてから20年近く経っての優勝でした。マスターズで勝つことが
どれほど難しいかガルシア選手が示してくれていますよネ。松山英樹プロに「優勝、優勝と騒ぐのは
可哀想だなぁ~」と思ったマスターズでしたネ。今まで6度出場して ローアマも獲得しており、予選
落ちはプロ2年目の14年の1回だけ。2年連続ベストテン、6度目は11位、立派でした。
<アイアンの精度は世界のトップクラス>
この最終日で、逆に松山プロは自信を深めたようです。「去年の年末くらいのパットの状態を上げれば、
絶対勝てるという自信が湧きあがった。そういう状態を来年のここに合わせられるよう練習したい」と
コメントです。三日目の “敗北宣言” から、今度は1年後には “優勝宣言” が飛び出しました。
今回のマスターズで多くのバーディチャンスにつけられたのは、ティーショットが安定し、
アイアンの精度も良かったからでしょう。それを裏付けるデータもありますネ。
最終日の平均飛距離305.2ヤードは、53人中12位、フェアウエーキープ率78.57%、パーオン率
83.33%はともに2位。世界のトップが集まる大会の最終日に、この数字はアジア人として圧巻です。
<課題はパッティングでしたね>
ショットは世界トップクラスにあることを証明しました。ただパット数31は40位で、4日間
トータルの平均1.74は45位でした。調子が悪く応急処置できるレベルではないようです。
ここをしっかり修正して出直してほしいですネ。
年に1回以上ゴルフをする人を数えると、世界中のゴルファーの総数は6,500万人くらいと言われて
いますが、マスターズ優勝は その頂点と言ってもいいでしょう。 優勝賞金も1,980,000ドル、
約2億1,978万円です。松山英樹プロも20年の東京五輪までには頂点に立っていてほしいですネ。
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神の子、暴れん坊と呼ばれて、彼も37歳になりました。
下記サイトでは「暴れん坊」とされています。
20代のガルシアはプレー態度に問題があり、「暴れん坊」がピッタリのキャラだったような気がします。
<Wikipedia>
セルヒオ・ガルシア・フェルナンデス(Sergio García Fernández, 1980年1月9日 - )は、スペイン・カステリョン・デ・ラ・プラナ出身のプロゴルファーである。
El Niño(エルニーニョ)というニックネームでよく知られている。
英訳すると定冠詞付きの The Boy となることから、日本語訳で「神の子」と呼ばれることが多いが、実際には「暴れん坊」という意味である。