タイのセブンイレブンも凄いですよぉ～

　　
　数日前のニュースで、日本のセブン－イレブンが ＪＲ西日本と業務提携を 結び、駅構内にある
キヨスクやコンビニ 約 500の店舗を セブンイレブンにする、という報道には驚きましたねぇ～

今回の提携によって、出遅れていると言われていた西日本で、一気に出店数を 増やし、益々 コンビニ
最大手の基盤を 揺るがない地位を 確保しそうです。　コンビニ各社による出店競争にも影響を 与えそう。

　

　東南アジアの 「コンビニ先進国」 であるタイのセブンイレブンの勢いも凄いですよぉ～　

現在、タイにあるセブンイレブンの数は、約7500店を 運営しており、2018年までには１万店に拡大する
計画だそうですからネ。　昨年末時点のトータル・コンビニ数が約１万店前後ですから、いかにセブンの

一人勝ちかが理解できます。　なんでも、人口100万人あたりでは147店とシンガポール （138店） を
上回って、世界の上位に入るようです。　日本は390店ですから、今の2.5倍は出せそうです （笑）。

　

　ですから、他社の攻勢も激しくなっています。　既に進出しているファミリーマートは、流通最大手
セントラルと業務提携し、店舗数を ４年で４倍弱に増やす計画ですし、ローソンが地元財閥でもある
消費財最大手のサハ・グループと共同出資会社を 作って、新たに参入してきました。

元々 サハ傘下の 「108ショップ」 が約700店あり、順次 ローソンに衣替えしていく方針のようです。　
そう言えば、スクンビット24にもローソンが出ていて、セブンに慣れている者には新鮮さを 感じますネ。

そして 今年になって、英系の大手ディスカウントストアのテスコ・ロータスを 持っているエカチャイ・
ディストリビューション・システムが、新ブランドのコンビニ 「365」 を 展開すると、発表しています。　

　

エカチャイでの業態別の伸び率は、コンビニ 12％、ディスカウントストア ７％、百貨店7.5％、
専門店 11.5％、スーパーマーケット ８％ と、コンビニの伸びが最も大きかったことが、
テスコのコンビニ参入を 後押しした、と言われています。　

「365」 の１号店は、昨年12月 バンコクのプラトゥーナム地区に開設しており、今月中には都心の
トンロー通りとアソーク通りに ２・３号店を 出店する予定で、最初の５店舗を 試験店と位置づけるとか。

　また 地元資本では 「チャーン（象）ビール」 で有名な酒類・清涼飲料大手タイ・ビバレッジが新規
参入するという報道もありましたネ。　独自に展開するコンビニで 早期に100店体制を 目指すようです。

　

日本勢・英国系・地元の各攻勢に、タイ最大手のセブンイレブンは、出店強化と先駆けた新システムで
対抗していきます。　タイのセブンは大手財閥チャロン・ポカパン傘下のＣＰオールが手掛けています。

米サウスランド社 （現セブンイレブン） とのライセンス契約で、1989年に１号店を 開設してスタート
していますが、今や１万店を 目指すほどになりました。　その１号店はタニヤにある店舗でしたネ。

　他社の攻勢に対して、セブンのピヤワット社長は ・・・ いけません！　 長くなりますので、明日に。



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