今年ほど、日本ゴルフの進展と実力を世界にアピールした年は無いでしょうネ。
4月に「オーガスタ ナショナル女子アマチュア」で梶谷翼さんが勝利した後、翌週には
松山英樹プロがアジア人としてはじめてマスターズを制しました。「全米女子オープン」では、
畑岡奈紗プロと笹生優花プロがプレーオフで競い、笹生優花プロが優勝しました。
東京五輪では稲見萌寧プロが銀メダルを獲得しましたし、日本で開催されたPGAツアー「ZOZO
チャンピオンシップ」でも松山プロが勝利し、大きな扱いで世界のゴルフ誌を賑わせました。
そして 今度はアマチュアの世界でも6日、「アジアパシフィックアマチュア選手権」にて
中島啓太クンが優勝し、世界アマチュアランキング1位の実力を世界中に見せつけ、米国の
主要メディアの多くが『日本の勢いはまだまだ続く!』という文字を踊らせました。
“この勝利で、彼はマスターズに招待され、母国の先輩である、ヒデキ・マツヤマが
ディフェンディングチャンピオンとして戦うマスターズ22年で同じ舞台に立つ” と
アマチュアで松山英樹、金谷拓実プロに続く三人目の日本人選手の勝者として紹介。日本でも、
これほどゴルフ界が メディアを賑わした年はありません。来年以降に取っておきたいほど(苦笑)。
啓太クンは今年の主要アマチュア大会が終了した時点で、アマチュアランク1位に与えられる
「マーク・マコーマックメダル」の受賞により、すでに来年の「全米オープン」と「全英
オープン」の出場資格を得ています。 そして更に、マスターズの出場も決定しました。
それを知っているのか? ドバイのゴルフファンも同選手権が行なわれた「ドバイ・
クリークGC」で連日、世界1位の肩書きを持った中島啓太クンを追いかけたとか。
優勝を期待され、プレッシャーのかかる中で、結果を出した強さは本物ですネ。
言うまでもなく、これまでの実績も申し分ありません。18年に「豪州アアマチュア選手権」で
優勝。同年「アジア競技大会」で個人・団体ともに金メダルを獲得。「日本アマチュ選手権」で
四度の2位ながら今年ついに優勝。9月の国内男子ツアー「パナソニックオープン」では
同ツアー史上五人目のアマチュア優勝達成と、トップアマとしての地位を固めています。
プロ転向せずにアマチュアのまま過ごすことになる大学最終年となる22年は、大変な凄い年になる
でしょうネ。石川遼、松山英樹プロに次ぐ、ゴルフ界の新星が誕生しそうで、今から楽しみです。
応援しているだけに、残念でなりません。
2013年 タイランド ゴルフ チャンピョンシップのプロアマ戦を観戦したとき、
17番ホールの浮島でのグリーン上、アマチュアの同伴者に背を向けてパッティング
ホームのチェック。一緒にプレーしてる感じを受けない。(同伴者はタイ人と見受
けられた。)
18番に移動時にカメラを向けると、下を向いたまま通り過ぎて行った。
この時点では、ギャラリー4人くらい。寂しいプロアマ戦だった。
日本ゴルフ界に、15年前に現れた新星 石川遼君が、米国から帰国後の自主隔離期間中に、一般のゴルフ場でプレーし、隔離義務違反を犯していたようです。
こんなことをしていたのでは、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の副会長の役職も辞任に追い込まれそうですね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddbe10dcecf3d29331de09483a9448adc0bee510