国内男子ツアーも 女子ツアーを見習うように若く新しい選手が優勝し、良い方向に向って
いるように思います。 今度は「フジサンケイクラシック」にて、23歳の大西魁斗プロが
初優勝を遂げました。負けたと思っていた試合をプレーオフでは勝利の女神が微笑みました。
先週、河本力プロが韓国のイ・サンヒ選手を逆転したように、韓国プロのパク・サンヒョン
選手(39)からの優勝を奪っただけに痛快でした。
大西魁斗プロは、名古屋市名東区出身で祖父の影響もあって5歳でゴルフを始め、優れた
練習環境を求めて9歳でゴルフのために渡米。 錦織圭選手らも通ったIMGアカデミーや
名門の南カリフォルニア大で腕を磨き、卒業後 昨年5月にプロに転向し二年目になります。
初めて知りましたけど、お父さんは英語講師としてNHKのテレビ番組にも出演している
大西泰斗氏(61)だったんですネ。これには驚きました。9歳の時の渡米は、泰斗氏の
“ゴルフだけでなく英語も身につけさせたい” という希望もあったようです。
<大西泰斗先生の狙いは、今後のゴルフ人生に活きてきますね>
今季は下部のABEMAツアーでの賞金ランク15位の資格で出場していますが、トップ10が
8試合に、2位が2試合と優勝を逃がした試合もあり実績を残して来て、今回の優勝でした。
今大会4位のドライビングディスタンス 321ヤードを武器に、初日のスタートホールから
プレーオフの73ホール目まで、諦めることなく攻めの気持ちを貫いて引き寄せた勝利でした。
<攻めのゴルフを勝利の女神が微笑んだのかな>
次の目標は まずは、日本で2勝目を挙げ、日本のシードを確定させて、11月には欧州ツアー
出場権をかけた予選会に挑戦しながら、米国下部ツアーの予選会出場も視野に入れ、将来は
PGAツアーでも優勝することだそう。また一人、松山英樹プロを追う有望な若手が出て来ました。
そう そう、世界アマチュアランク1位の中島啓太クン(日体大4年 22歳)が、フランスで
行なわれている世界アマチュア大会から帰国後、プロに転向し、今月22日に開催される
<大西魁斗プロは中島啓太クンのライバルになりそう>
「パナソニックオープン」でプロデビューするようです。 昨年9月の同大会で史上五人目の
アマチュア優勝を達成していますから、アマとプロ両方で同大会優勝の二連覇達成なるか、
注目されるでしょう。 そうなると、男子ツアーも何年ぶりかで盛り上がってきますネ。
そう言えば、世界最高峰のゴルフプレイヤーが集まるPGA TOURトーナメントで、10月13日
開催の「ZOZO CHAMPIONSHIP」のタイトルスポンサーを務める株式会社ZOZOが、今年3月に
大西魁斗プロと所属契約を締結しています。 ZOZO社が男子プロゴルファーとしても男性
アスリートとして所属契約を結ぶのは初めてでした。当然、同大会にホストとして出場します。
ZOZO社としてタイミングがバッチリでしたネ。 同大会には松山英樹プロはじめ、世界の
トッププレイヤーと中島啓太クンも推薦枠で出場するでしょう。今からとても楽しみですネ。
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