タイで交通事故死による賠償金が3万バーツ(約10万円)ですって、考えて込んでしまいます。
今年1月6日未明にタイ中部パトゥムターニー県で起きた、2階建てバスの横転事故での賠償金です。
バンコク都へ向かう同バスが、雨の中で滑って横転し、乳児を含む6人が死亡、56人が負傷しました。
その死亡者の賠償金は1人3万バーツで、運転手の罰金は5千バーツ(約1万7千円)とは ・・・
タイ陸上輸送局は、そして バスを運行する「プラヤット ツアー(Prayat Tour Co Ltd)」に罰金
5万バーツ(約17万円)を科しました。 タイでは命の値段が 余りにも安過ぎますねぇ~
バスは雨の中を走行していて、運転手が急ブレーキをかけた後、バランスを崩して横転したとのこと。
運転手も負傷し病院に搬送されており、運転手が回復し次第、詳しい事情を聞くとしています。
タイ警察は運転手を起訴しましたが、運転手からアルコールは検出されなかったよう。
おそらく、もしアルコールが検出されても、賠償金など大きく変わらないでしょうネ。
タイでは毎年、年末年始に交通事故が多発していることから、今年も12月28日から1月3日の
1週間を「危険な7日間」として交通事故対策に力を入れてはいました。 下記が前年対比です。
交通事故件数 死者数 負傷者数
2018年 3,899件 478人 4,005人
2019年 3,481件 423人 4,068人
確かに、それぞれ昨年より減っていますが、主な事故原因は、飲酒運転が43.7%と最も多く、
次いで速度超過の25.2%ですから、より多くの対策を講じれば まだまだ減らせるでしょう。
タイのソンクラーン正月の期間には もっと増え、年間に交通事故で亡くなる人が2万2千人
以上になり、10万人中36.2人が亡くなっている計算です。この数字は日本の8倍で、世界1位、
2位を競う数字です。 アリヤ・ジュタヌガーン選手のゴルフじゃないんですからねぇ~
世界的に見ると、2016年の交通事故による死亡者数は、世界で約135万人おり、これはHIVや
結核といった感染症よりも多いそうです。エリアで死亡率が最も高いのはアフリカの国々が
上位に来ていますが、事故多発の原因は速度制限など交通に関する法律がないことや自動車免許
取得の緩さが問題だと言われています。 タイは発展途上国のアフリカと争っているんですヨ。
東南アジア一のタイ国が こんなことで良いんでしょうかネ。 事故原因の4割が飲酒運転と明確に
なっていますので、もっと防ぎようはあるはずですが、タイ人気質に原因があると言われています。
以前から、飲酒運転の撲滅を訴える市民団体は「交通事故を ”運命とか、運が悪かった” と捉える
タイ人の気質に原因がある」と指摘。 このような考え方が事故を反省したり、教訓にしたりする
ことを妨げ、結果的に事故が繰り返されることになると ・・・ 果たして そうでしょうかねぇ~
タイで交通事故に遭った場合、日本のような賠償金はありません。いつ被害者になるか分りません。
タイ旅行やタイに滞在する場合は、保険に加入しておくことは不可欠ですネ。
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結局、保険に加入していても事故が多いから保険金も少ないのでしょうね。
タイの人の任意保険の加入率は低いと聞いています。タイでは事故に遭わないよう、くれぐれも注意したいですね。
車は保険に加入していましたが、おりた保険金は7千バーツでした。個室に入れられたので、入院代の二日程度にしたなりません。
幸いなことにゴールドカード会員になったばかりで、それで全てカバーされましたので一銭も払わずに済みました。まさか自分が事故に遭うなんて思ってもいませんでしたが、保険のありがたさを実感した次第です。
なお、私が事故にあった場所は、そのあと直ぐに横断禁止になりました。
交通事故のテレビ報道を見てて、人災、大破した車に保険金が支払われているのだろうか?余計な心配をしてしまいます。
真面に支払ったら、保険会社倒産でしょうね。
自動車保険に加入していない人の事故が多いのでしょうか。