昨日 「夜間外出禁止令を7日間延長した」 と、お伝えしましたが、正式には25日の閣議で、
時間も短縮され 午前零時~午前4時までの4日間 (29日の朝まで) の延長と決まりました。
「一連の政情不安を回避する為に、もう少しの延長は必要な措置、しかし 国民への影響を配慮し、
7日間ではなく 4日間の延長とすることにした」 と、タイ政府首脳は述べています・・・
また BTSと地下鉄も完全に通常運行となっています (28日までは22時) 安心して下さいな!
<もう大丈夫ですよ~ とお巡りさん>
でも 海外からの観光客なんか、知らないで外出してしまう人もいるでしょうねぇ~
そうしたら、どうなるんでしょう? 止むを得ず 深夜の移動が必要な観光客だっているでしょうに…
また どうしても 夜間の運搬が必要な運送業者なども居ますもんねぇ~
実際 夜間に外出して 毎日500人、600人と逮捕されていると聞きますが、違反者には2年以下の
禁固、4万バーツ以下の罰金、もしくは その両方が科されるとの事ですヨ。 ただ、夜間業務で外出する
関係者は、その仕事の関係書類を提示することで 夜間の外出を許可されるそうです。
ですので 日本大使館の注意喚起メールでも、万が一の為にも 外出の際には身分を証明できるものを
持参するよう 促していますネ。 逮捕された中に外国人も何人か いるんでしょうかネ…
<在タイ日本大使館から注意喚起メールが…>
そう、そう、日本大使館と云えば、現在のタイの治安情勢が回復に向かいつつあることを踏まえて、
バンコク都の 「危険情報」 を 現在の {渡航の延期をお勧めします} から 1レベル引き下げ
{渡航の是非を検討して下さい} に変更することになりましたヨ。 これもヤレヤレです。
早く 訪タイする日本人観光客も戻ってくれるといいんですが・・・ 時間はかかるでしょうねぇ~
後は、長期に及んだ反政府デモで、放火や略奪によって被害を受けた商業施設などに対し、政府が
どう対処するか注目されていました。 が、アピシット首相は、放火などで被害にあった商店、個人に
それぞれ5万バーツ (約14万円) の支援金を提供すると約束しています。 更に 被害届提出の
<政府がどこまで援助できるか 問われていますよ、アピシット首相!>
締切り日の5月31日以降に、具体的な支援額が決められるようです。 政府に支援を要請する為、
被害届を提出した人数は、24日時点で約2,900人に及んでいると聞きます。 大変な額になりそうですが
政府は、まず500億バーツ (1,400億円) 程度を投入することを検討中だそうです。
処で、こうして 同ブログでも色々と入るニュースやらコメントを基に、情報を発信していますが、
タイは、意外と 報道の自由という観点では、低い評価をされているんですねぇ~
他の近隣諸国と較べてどうなんでしょう・・・ ?
長くなりますの明日に続きますネ。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
ワタクシが書こうと思っていました内容が網羅されておりますので
このコメントを明日の続きとさせて頂きます。
以上 宜しくお願いします。
「国境なき記者団」による「報道の自由」ランキングが毎年発表されています。
下記「ニュースクリップ」記事の通り、タイは130位です。
アセアン地域の中では、国民所得がタイより高いシンガポール、マレーシアより上位です。
タイのランキングは、近年下がる一方です。
2004年は59位だったのに、2005年には107位、そして現在は130位です。
タイの「報道に自由」に障害になってるのは、「不敬罪」の存在です。しかし、「不敬罪」だけなら、50位後半の順位で留まっていました。
2005年に順位が大幅に低下したのは、タクシン元首相によるマスコミへの弾圧でした。
このころ、タイではタクシン=独裁者という認識が一般的になっていました。
国王がタクシンを呼んで、直々に「独裁ではなく、国民の声を聞きなさい」と叱責したのも、この頃でした。
そして、2006年9月の軍事クーデターで、更にランキングを落とし、現在に至っています。
今回のタクシン派によるバンコク暴動では、非常事態宣言が発令されて、政府は350のインターネットサイトをブロックし、タクシン派のピープルズTV(連日、赤服集会を実況し、デモ参加者を扇動)の放送を遮断し、裁判所もこの措置を認めたことから、2010年度のランキングは、更に下位になる可能性が高いです。
<newsclip 2009/10/22>
◆報道の自由ランキング、タイは130位に後退
国際NGOの「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は20日、今年の「報道の自由ランキング」を発表した。
タイは対象175カ国・地域のうち130位にランクされ、前年の124位より6ランク後退した。RSFは不敬罪による逮捕・投獄、インターネットの検閲強化などを指摘している。
東南アジア各国は東ティモール72位、インドネシア100位、カンボジア117位、フィリピン122位、マレーシア131位、シンガポール133位、ブルネイ155位、ベトナム166位、ラオス169位、ミャンマー171位などとなっている。
上位13カ国は北欧を中心とする欧州勢が占めたが、フランスが43位、スペインが44位、イタリアが49位になるなど、欧州の評価は低下傾向だ。一方、米国はオバマ大統領効果で前年の36位から20位に急上昇した。日本はアジアで最高の17位だった。
最下位はエリトリア、174位は北朝鮮。中国は168位だった。