タイ人は我慢強い？

11月になると雨季が明けつつ、ゴルフシーズンに入りながら学校も、二学期のスタートですから交通渋滞も再開です。

タイの学校ではニ学期制を採用し、殆んどの学校では、一学期は5月中旬から9月下旬まで、10月が学期休みとなり、
二学期は11月上旬から3月中旬まで、その後 3月下旬から5月上旬までの二ヶ月間が“夏休み”となります。

暑さも半端ではありませんので夏休みも日本より長くなるのは当然でしょうか・・・　普段でも渋滞が激しいのに学校が
始まると、送り迎えに車を利用しますから渋滞も半端ではなくなります。街のど真ん中にある学校も多いのですが、
その近辺、周辺は朝夕「交通渋滞地獄」と化します。

でもタイの人は、我慢強いですよネ～　感心します！　また　バンコク都知事への文句も聞こえてきません。

タイの人達は、通常　通勤・通学にはバスを利用する人達が一番多いのですが、バスに乗っても、バスを待つ時間も
非常に長い時間がかかります。普通なら20分で行ける所でも2時間やそこら当たり前です。これを移動中でも、
読書などをする習慣も無く、何もしない人達がほとんどで、せいぜい居眠りをしているぐらいでしょうか？

そう言えばスカイトレインや地下鉄に乗っている人達も新聞や読書をしている人々をあまり見かけませんネ。
東京ですと、新聞・週刊誌・読書・居眠りの順でしょうか、何もしていない人を捜すのに苦労するくらいです。

さて、最近　こんな面白い、なるほど、と言う調査結果が新聞に掲載されていました。

英国人材紹介会社ロバート・ウォルターズが実施した調査で、どのくらいの時間であれば、一日の通勤時間を受け
入れられるか、という内容のモノで、1時間～2時間の通勤時間を受け入れるという回答は、タイが31％でトップ、
ペルギーで19％、米国、中国で18％、英国で17％だった、と報じられていました。タイでは2時間以上でも受け
入れるという回答も15％に達したそうです。

これは、タイの人は毎日　完全に鍛えられているからなんでしょうネ。（笑）　ここでは日本が報じられていませんでしたが、
東京も1時間から1時間半ぐらいの通勤は当り前になっていますから、受け入れられる国になるでしょうヨ。
それにしても、タイは不名誉なトップですネ。

処でスカイライン（BTS）と言えば、遅れていた　“スワンナプーム空港とバンコク都心を結ぶ電車「エアポートリンク」”
（高架鉄道）の開通日が、来年の8月12日（シリキット王妃のお誕生日＝母の日）と明確に発表されたようです。ようやくです。

これは、バンコク都内マッカサン駅（BTSパヤタイ駅に隣接）とスワンナプーム空港を繋ぐ8駅を30分で、ノンストップの
急行で15分、というスカイラインです。全長28ｋｍで利便性も期待でき、このエリアをバスや車で通勤していた人達からも
交通渋滞を解消することができ、外国人観光客の利用者も多くなると、待ち焦がれている乗物です。

当初は、2007年8月完工を目指していたそうですから、来年の8月に開通となれば二年の遅れです。
＜二年ぐらい当り前、ってか！＞　でも、今度は遅れを許されませんヨ・・・　
なんせ「シリキット王妃のお誕生日に開通」と大見得を切りましたからネ！　
期待いたしましょう。


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