タイで命にかかわる心臓発作や脳卒中などで倒れた場合、多額の医療費がかかることは周知の通り。
もし日本でタイ人が そうなっても同じで、莫大な医療費がかかります。こんなことがありました。
今年1月に東京を観光で訪れていたタイ人女性ワンウィサー・チャイチャンさん(27歳)は、
突然 心臓発作で倒れ、東京医科歯科大学病院へ搬送されました。彼女の母親もチェンマイから
<良かったですねぇ~>
東京の娘の元へと駆けつけて見守り続けました。発症当時の診断では生存率が0.2%とされて
いましたが、同病院の医師たちの懸命な治療の結果、奇跡的に助かり快復に向かいました。
が、海外旅行保険など入っておらず、手術代や入院費などの医療費用は、合計で1,600万円を上回りました。
東京の在タイ大使館が約半分にあたる850万円を支援し、残りは、ワンウィサーさん自身がタイに
戻ってから分割で返済することを同病院側も快諾。 その後 無事 チェンマイに帰国できました。
<治療中のワンウィサーさん>
ここまでをタイと日本で比較してみると、タイで命にかかわる病で倒れた時 当人 及び 家族に医療費の
支払い能力があるか、確認され 明確でないと大病院でも受け付けず、たらい回しにされることもあります。
でも東京の在タイ大使館のように、タイの在日本大使館は850万円も支援はしてくれないでしょうネ。
とても対照的で興味深い事例です ・・・ 850万円といったら約258万バーツですからねぇ~
その後、高額の医療費に苦慮する彼女をニュースで知った人たちが、ネットなどで募金が呼びかけられ、
タイ全土から寄せられた約50万バーツ(約165万円)は 病院に支払われました。現在、ワンウィサーさんは
チェンマイに戻り 普通に暮らしていますが、日本の医師や関係者に とても感謝しているそうです ・・・
<沢山の励ましのメッセージが寄せられました>
タイ語で「この度は、娘が日本で倒れて東京のタイ大使館の方々に大変お世話になりました。
タイ国民の皆さんからも沢山の応援と寄付を頂きました。そして日本の医師初め、日本の
皆さんからも暖い励ましを沢山いただきました。娘は無事に快復しています。本当に心から
感謝しています。アリガトゴザイマス。」と最後は日本語で締めくくられていました。
ですが、あと600万円が まだ 返済できていません。そこで9月4日、在東京タイ大使館は、奇跡の
生還を果たし彼女が、多額の医療費の返済に苦労していることで、再度の寄付を呼びかけています。
<今は元気になりホンダで働いています>
ワンウィサーさんは、チェンマイにあるホンダ車の販売店に勤務しているそうですが、若いのに
大変な目に遭いました。<寄付呼びかけの在東京タイ王国大使館の ホームページはこちらから。>
思いますに、海外の日本大使館はここまでやってくれるでしょうかネ? 比較すれば日本の
大使館だって、素晴らしいところは沢山あるんでしょうが、一人の旅行者にここまでフォロー
してくれるとは、ちょっと驚きですネ。 皆さんはどうお思いでしょう?
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在東京タイ大使館が850万円の支援をした真意&背景がよくわかりませんので、コメントは難しいですね。
当然ながら、日本の大使館は日本人が事故にあったり、困窮しても、金銭的な支援は行いません。
先進国家では、ごく当たり前のことですから、個人への支援などは行ってはいけませんね。
>思いますに、海外の日本大使館はここまでやってくれるでしょうかネ?・・・一人の旅行者にここまでフォローしてくれるとは、ちょっと驚きですネ。
今回のタイ大使館の支援はあくまで超異例な措置であって、参考にはなりません。
ワンウィサー・チャイチャンさん(27歳)は、今回の訪日が3回目という裕福(?)な方で、前から心臓に疾患があると指摘されていたようですね。医科歯科大の医師によれば「彼女の血管は80歳の老婆のようだった」そうです。彼女の過失を責める気はありませんが、何回も訪日するなら海外旅行保険に入っておくべきですね。
タイ人の訪日客は100万人を超える規模になってきましたが、今回のような事態を招かないよう、必ず、保険に加入の上、来られてください。
在日のタイ大使館が850万円の支援をされたり民間のドネーションの話までは報道されていませんでした
タイ国内だけではなく日本(せっかく来日されたのですから…)でもクラウドファンディング等で共感された方々の気持ちを集めてみたいと考えております
何か御妙案お持ちの方がいらっしゃいましたらアドバイス下さい
宜しくお願い申し上げます