こうして 暑さも 続くと、昼間は 街の野良犬も どこで休んでいるのか、見当たりません。 暑い昼間は
グッタリと 日陰や 涼しい場所を 探して 寝込んでいますが、これが 夜になると 俄然 元気に なります。
タイには、全土で30万匹、バンコク市だけで15万匹はいるだろうと 言われる “野良犬天国”です。 けど、
5年ほど前に 捨て犬対策と野良犬削減の一環として、飼い主の情報が入った 「マイクロチップ」 を 埋込み
登録を 義務付けた条例を 発効させて、チップ無しは 捕獲の対象としてから、かなり 減ったと思われます。
<夜に なると怖いタイの野良犬たち、ご注意を…>
観光客の多くなる、乾季を 迎える10月から1月は、犬も発情期に なりますから 注意が 必要ですヨ。
なぜも こう 野良犬が増えたのか? そうです、現プミポン国王が 江戸時代の1685年 (327年前) に 五代
将軍・徳川綱吉が 出した 「生類憐れみの令」 と 同じような令を 出したのでした。 な~んて、嘘です!
でも そんな 日本の歴史を も 思い出させる出来事が、実は あったんですねぇ~
<五代将軍 徳川綱吉…>
2000年初めかな、プミポン国王が野良犬の収容施設を 視察の時に もらってきた犬を トンデーンと名づけて
「外国から高い犬を 輸入しなくても、国内でも良い犬が いくらでもいる」 と可愛がり、6年前には、この愛犬
トンデーンと王様との心温まる交流を 描いた本がベストセラーになり、野良犬ブームに なったとか ・・・
そのトンデーン物語 (The Story of Tongdaeng) は、タイ語と英語で書かれ一冊149バーツで、65万部の
ベストセラーと なり、それからです 国民が第二のトンデーンを 求めて、野良犬を 可愛がったのは …
<トンデーン、幸せな野良犬です…>
トンデーンのTシャツまで作られ、これも行列が出来るほどで 一人2枚までの購入制限があったとか。
全色を 集めるのに 苦労したタイ人もいたようで、国民に 尊敬され人気のプミポン国王が出された本と
Tシャツですからねぇ~ 買わなきゃ~ 非国民と呼ばれてしまいますヨ! (笑)
著書の中に 「野良犬は親切な飼い主には忠実に 振る舞う。 タイには 飼い犬に なれる野良犬が
多くいる」 と あるのが切っ掛けなんでしょうネ。 地域の人達に ご飯を もらったり、可愛がられて
その地域に いる犬のことを 「地域犬」 あるいは 「コミュニティ野犬」 と言うそうです。
<ゴルフ場も多い野良犬、これも地域犬ですね…>
地域犬は、毎日のエサが食事が確保できますから、そこから離れず そこが生活の拠点となります。
ひと気も多い狭い歩道でも、気にせず体を 投げ出して偉そうに寝ている犬、それは「地域犬」です。
皆さんが見かけるタイの野良犬は、というと この 「地域犬」 が 一番 多いんじゃないかな?
他には どんな犬がいるんでしょう? 長くなりますので明日に続きますネ ・・・
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