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今日は、タイの風物詩、ローイクラトンです!

2008年11月12日 | タイの名所、名物、料理
今日12日は、タイでも五つ(いや三つかな?)の指に入る伝統行事の一つになる風物詩 “ローイクラトン” です。

日本でいう“灯篭流し”ですが、毎年陰暦12月の満月の夜に行なわれ、川の精霊に感謝の気持ちを捧げ、灯篭を流して一年の
災厄を水に流す行事です。昨年は確か24日でしたが、今年は12日となり、タイの行事や祭りは殆ど陰暦に基づいて行われますので、
毎年決まった日となりません。毎年、このような行事が近づくと「今年は何日だ?」と廻りの人に確認を取り合います。(笑)

ローイクラトンには、いろいろと諸説があるようですが、12月満月のお祝いの日に、13世紀のスコータイ時代、プラルーアン王の
お妃であるナーングノッパマートが王様の船から見えるように、バナナの葉で蓮の花を模った美しい灯籠を川に浮かべ、王様に
献上して、喜ばせたのが始まりと言われています。ですのでスコータイが発祥の地とされ、スコータイ遺跡公園を舞台に
行われるローイクラトンは圧巻だそうですヨ。全国の伝統行事ですが、他に有名な都市はチェンマイ、アユタヤでしょうか。

“ローイ”は流す・浮かべる、“クラトン”は器・入れ物の意味で、通常 バナナの幹や葉で作られたクラトンに花をあしらい、
お線香三本、ロウソク一本等に火をつけ川や池に流します。お金持ちになれるようにコインを入れて流す人もいるようですが・・・

ホントにお金持ちになれるなら、ワタクシ、コインと言わずお札でも流しちゃいますがネ。(笑) 以前は発砲スチロールやプラス
チックの器も多かったようですが、最近は環境問題の高まりからか、バナナの葉など天然素材のモノが主流になっているようです。

この日“ローイクラトン”は、家族・恋人など大切な人と過ごす夜とされ、願い事を一緒にする日でもあります。夜に行なわれる
イベントしかも、ロウソクの火が幻想的にしてロマンチックな雰囲気を包み、日本で言うクリスマスイブに当たるムードが漂い、
一年で一番ロマンチックな夜となります。あるカップルには「運命の日」にもなるようですヨ。

カップルは、二つの灯篭を一緒に流して、ず~っと離れず流れていったら二人は末長く結ばれる、または一つの灯篭を
流して沈まなければ末永く・・・ のようですよ。一緒に灯篭を流して愛を確かめ合うということでしょうネ。
今では「この夜は恋人と一緒に灯篭を流し一緒に過ごす日」という行事に、完全に代わった感がありますネ。

この日に若い人が一人でフラフラしていると「あぁ 恋人がいないんだ!」なんて見られてしまいます。日本ならこの日の為に、
恋人がいない「男女の出会いをアレンジ」するビジネスが生まれそうです。(笑)また 年頃の娘さんを持った親御さんは
一年で一番心配する日でもあるようです・・・ “これはタイの行事、日本人だから安心、なんて思ってはいないでしょうネ、お父さん!!”

さあぁ~ 今日は、タイの伝統風物詩、光と音で幻想的な雰囲気があちこちで観られます!今日を“運命の日”として下さいな。

ラマ8世橋下の公園でフェスティバルが午後4時から真夜中まで、ルンピニー公園・チャトゥチャック公園など市内20箇所で、
午後3時頃からやはり真夜中まで公園が開放されます。もちろん園内の池などにクラトンを流すことが出来ますヨ。 
ローイクラトン、なかなか良いモンですヨ。 



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