厚生労働省は、介護の必要がなく日常生活が送れる期間を示す「健康寿命」について、
三年ごとに数値を公表しています。 2019年は男性は72.68歳、女性は75.38歳でした。
16年は男性が72.14歳、女性が74.79歳でしたので、男性で0.54歳、女性で0.59歳伸びて
います。 一方、平均寿命は、男性が81.41歳、女性が87.45歳で、健康寿命との差は、
男性で8.73歳、女性で12.07歳となり、縮小の傾向が続いており、これは良いことですネ。
<厚生労働省は健康寿命を2040 年までに男女とも、75歳以上を目指しているそうです>
健康寿命は、“要支援や要介護状態にならずに生活できるのが何歳までか?” という目安を
表す数値でもあります。でも いかに、介護や病院のお世話になりながら生活している人が
多いかの実態も浮き彫りになります。長寿大国の日本でも、寝たきりの高齢者が多いと
聞きます。健康寿命が伸びれば、医療費などの削減にも繋がることから、厚労省が
生活習慣の改善など健康作りに、力を入れるよう呼び掛けているのも理解できますネ。
「健康上の問題がない状態で制限されることなく自立して生活できる年齢」を『健康寿命』
と言うなら「何歳までゴルフができるか」を、私は勝手に『ゴルフ寿命』と呼んでいます。
80歳になってもゴルフを楽しめるなんて、ゴルファーにとって こんな素晴らしいことは
ありません。ゴルファーなら誰でも そう願い それを目標にしている人も多いでしょうねぇ~
<浪崎プロと田中さん>
19年7月19日の当ブログで、84歳のエージシューターでもある田中菊雄さんが、
女子ツアーの「サマンサタバサ レディース」で、キャディとなって「スーパーシニア
キャディだ」と話題となったことに触れました。80歳を過ぎて本大会のプロのバッグを
担ぐなんて信じられませんよネ。 しかも初めての経験だったそうですからネ。
東京在住の田中さんは現在86歳になりますが、この二年間のラウンド数は なんと
約600回だそうです。コロナ禍で以前よりラウンド数が増えたというゴルファーも
多いでしょうが、近年ではこの人にかなうゴルファーは国内にいないかも知れません。
大空の下でソーシャルディスタンスを保たれ、若者にも見直されるスポーツとなりつつ
あるゴルフは、高齢者にとっても素晴らしいスポーツです。これに優る高齢者向きの
スポーツは無いでしょう。ましてや ウィズコロナの時代は続くでしょうから尚更です。
その田中菊雄さんの近況が、メディアに紹介されていました。 明日に続きます ・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます