どうなる？タクシン前首相！

事実上　海外に亡命中でも、何かとタイ暫定政府を陰で揺さぶっているタクシン前首相ですが、
タイゴルフ協会の会長に就任したり、拓殖大学の客員教授に就任して月一回の特別講義を
行うと発表したり、最近ではイギリスのサッカープレミアリーグのクラブ、マンチェスター・シティ
の買収提案(約200億円)で物議を醸し出しているようです。

タイ国内では憲法裁判所が、選挙違反をめぐる裁判でタクシン氏が属していた前与党の
愛国党に解散を命じたり、タクシン氏の財産に資産調査委員会（AEC）は汚職5件、
不正蓄財6件があったとし、前首相一族名義の莫大な資産の凍結も決定したり、

法務省特別犯罪捜査局（DSI）では、前首相一族の関連会社の株式取引をめぐり、
夫妻らに証券取引法違反の疑いがあるとし、出頭を命じたりと次から次へと、
タイ政府はタクシン前首相潰しに躍起となっているようです。

これだけの人？が、海外に滞在しながら、ゴルフ協会の会長就任、大学の客員教授就任、
サッカーチームの買収・・・等々に係わって大活躍している人物も、世界は広しと言えども
そうは居ませんネ。大変な大物です！

バンコクやタクシンの地元であるチェンマイでは、支持派が大規模なデモ集会をたびたび
行っていますが、昨日の23日午後も、タイ軍事政権に反対する市民数千人がバンコクの王宮前
広場から陸軍司令部前までデモ行進したようです。

では、タイ国民はタクシンの帰国についてどう思っているのでしょうか？

このほど行われた世論調査によりますと、「帰国を容認しない」とする有権者は
55.2％に達し、容認派も44.8％に達するなど賛否が、まったく二つに分かれているようです。

まだまだ、タイ政府も判りませんよ～。　タクシンの復活も十分に考えられますネ。

そんな中、イギリスのサッカープレミアリーグのクラブ、マンチェスター・シティの取締役会は、
タクシン前首相の買収について受け入れを薦めると発表したそうですよ。
どうやらタクシンによるサッカーチームの買収が成立する見通しのようです。
　
どうなることやら？　ワタクシらタイの関係者は？　暫くタイ政府とタクシンの動向を見逃せません！


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