タイの大洪水が バンコク中心部に押し寄せている中、二人のタイ人プロ ゴルファーが上位に入りました。
一人は、国内女子ツアーのミズノ クラシック 兼 日本で唯一の全米女子プロゴルフ公式戦で、14位タイに
入ったファトラム・ポルナノン (22) 選手です。 タイにある自宅は大丈夫、とは 言うものの、周辺には
洪水が迫り 「心配で毎日電話している」 という状況の中ですから、気が気じゃ~無かったでしょうにネ。
よく 頑張りましたヨ。 今日以降も洪水は 厳しい状態ですが、彼女と関係者の無事を 祈りましょう。
<来年 もっと期待できぞファトラム選手…>
このミズノ クラシックの上位選手は、今年の米女子ツアー最終戦 「CMEグループ タイトルホルダーズ」 の
出場権を 与えられますが、彼女は14位ながら 既に出場権を 持っている選手もおり、繰り上げられる為に
その権利を もゲットしました。 ファトラム選手は、 「出場権のことは考えてもいなかったです」 と、
嬉しい悲鳴を 上げていたようです。 洪水が心配される中、頑張った甲斐あって 良かったですよねぇ~
<パタヤでの活躍は記憶に新しい…>
と 言うのも、ファトラム選手は 昨年末の米国LPGAツアー ファイナルQTで4位タイに入り、今年の米国
LPGAツアーを 主戦場としている唯一のタイ人女子プロなんですネ。 今年2月、パタヤで開催された
LPGA開幕戦 「ホンダLPGAタイランド」 では、13位タイに入り、今季の活躍が期待されていた選手です。
そう そう、今年 台湾で行われたアジアンツアーの 「日立クラシック」 では優勝もしています。
<タイの女子プロで一番の人気選手だ…>
お父さんの影響を 受けて、9歳の時にゴルフを 始め、2005年のタイ女子アマで2位、同年のクイーン
シリキットカップ代表にも選ばれています。 2006年にプロ転向後 2009年、2010年と米国LPGAの下部ツアー
であるフューチャーズツアーに参戦していましたが、昨年 ファイナルQTで4位で、現在に至っています。
アメリカではファトラム・ポルナノン選手が、日本ではオナリン・サタヤバンポット選手 (27) が、それぞれ
タイ人女子プロ唯一の二人が 活躍し始め、女子もジワリ ジワリと タイ人パワーが広がっていますヨ。
<最終的に日本シニアで4位、1,342万円を 獲得したルアンキット選手…>
さて もう一人は、ルアンキット・ブーンチュ選手 (55) ですネ。 5日で最終日を 終えたシニアツアーの
富士フイルム チャンピオンシップでは24位タイに終わりましたが、先月30日の 「日本シニアオープン
選手権」 では、トップと3打差で3位に入りました。 この時も 「タイの洪水で 家族はバンコクから
避難しているから大丈夫、自分のプレーに集中するだけ」 と頑張っていました・・・
タイは洪水で国も国民も苦しみ、大変な時期が しばらくは 続くでしょう。 約4万人以上が 日本で
生活しているタイ人も、さぞかし タイの洪水が心配でしょう。 残りの男女ツアーで、誰か優勝して
明るいニュースを 日本から発信してほしいものです!
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